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JK side
元々歌うことは好きだった。
でも歌うのが夢では無かった。
でもあの日
僕の好きなアーティスト
BIGBANGのG-Dragonがソロでカムバしていた音楽番組。
好きなアーティストから
憧れの人に変わった日だった。
そして歌うことが夢に変わった日だ。
「はあ……」
釜山から1人でソウルに来て初めて
YGオーディションを受けたけど
合否結果の連絡がまだ来てない
スーパースターKのオーディション。
結果は落選。
そんな世の中甘くないのは分かっていたけど
実際経験すると結構凹む
オーディション会場で色んな事務所のスカウトの人から名刺を貰ったけど
YGの結果も気になるし
有難いけど正直見る気になれなかった
そんな帰り道
スタッフ「Big Hitのものですが…」
会場で貰った名刺は全部聞いた事ある事務所だったけど
初めて聞いた事務所だったから最初は詐欺か何かかと思った
「ほ、他の事務所から返事待ちなので大丈夫です…」
スタッフ「じゃ、見学だけでもしていってください!!!」
子供ながらにこの人の必死感が伝わって
「見るだけなら…」
スタッフ「一緒に行きましょう!^^」
詐欺ではなかった。
事務所内を見学していると
PD「君が他の事務所から返事待ちって子?」
メガネをした丸々なおじさんに声をかけられた。なんで知ってるだ???
スタッフ「さっき連絡した内容の子がこの子です」
いつの間に連絡してたんだ?!!!
PD「どこの事務所受けたの?」
「YGです」
PD「ほお〜、HIPHOPすきなの?」
「好きです。歌うことが好きです」
PD「ラップとボーカルどっちで受けたの?」
「ボーカルです」
PD「……」
何故黙る?!!!!!焦
PD「オーディションするわけじゃないけど君の歌声聞きたいんだけどいい?」
「は、はい」
歌うことは好きだからいくらでも歌えるからOKした
PDニムとスタッフに連れられたレッスン室は先に誰か使ってたみたいで
PD「あ、ナムジュンが使ってるか〜」
ドアの外にも聞こえる重低音の音楽と
惹き付けられるラップ
気になってドアの小さい窓から覗く
PD「気になるなら中に入って見ようか」
ドアを開けると
鏡越しに僕達が入って来たことに気づき
練習を辞めようとしたけど
PDニムが"続けて"と合図すると
そのまま続けてパフォーマンスを続けてくれた
ただただ格好よかった。
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sivan(プロフ) - 北さん» ご指摘ありがとうございます。以後気をつけます (2021年2月8日 0時) (レス) id: c7fabed287 (このIDを非表示/違反報告)
sivan(プロフ) - -さん» ご指摘ありがとうございます。こちらはちゃんと意味があってepilogueを付けてます。物語後半のネタバレになってしまいますので大変恐れ入りますがコメント削除させて頂きます。私の作品は語彙力文章力ありませんので、気になってしまうのならあまりおすすめできかねます (2020年9月30日 8時) (レス) id: c7fabed287 (このIDを非表示/違反報告)
- - タイトル、全部に[epilogue]って書かれてますけど…[episode]の間違いでは?まぁ、わざとならいいですけど…もし、「エピソード」の意味でやってるなら違ってるし、epilogueは物語の終わりを意味してるので… (2020年9月30日 2時) (レス) id: 5873f0fb76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sivan | 作成日時:2020年8月16日 5時