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授業が全部終わり、やっと放課後になった。
すぐに帰る生徒もいれば、部活や、居残って友人とおしゃべりする人もいる。
私は基本的に部活も何も入っていないので、すぐに帰る。
「A！私部活行くね？」
「あ、うん！頑張ってね、また明日」
「ばいばい！」
ユアに手を振ると、ニコニコしながら振り返された。
ユアはバスケ部に入っているので、基本的に部活が休みの日以外は一緒に帰ることは無い。
なので、基本的に一人で帰って、たまーに生徒会がないジニオッパとユンギ先輩と帰ることが多い。
下駄箱に行くと、あ。
ジニオッパとユンギ先輩がいる。
「オッパ！」
「！A！」
うわ、すんごいキラキラした笑顔…
「今日生徒会ない日？」
「うん、だから一緒に帰ろう」
そう言うと、オッパは私の手を持って自分の腕に絡ませた。
「シスコンすぎる」
そうユンギ先輩が冷たい目で言い放つと、
「ヤー！違う！兄として当然だろ！可愛い妹が誰かに連れ去られたらどうするんだよ」
オッパ…そういうのをシスコンって言うんじゃないの？
堂々とそんなこと言うオッパに少し笑ってしまう。
「こいつ基本的に一人で帰ってるだろ」
「なんか、その友達いないみたいな言い方やめてくださいユンギ先輩」
「A……オッパがいるからね……」
「！？なんで二人してそんな哀れむ目で見るの！？いるから！！友達！」
ユアに失礼じゃない！？
まったく、この人達は……
そうしてると、ほら行こうって手を引っ張ってくるオッパ。
ていうか、めちゃくちゃ女の子たちが見てる。
この人たち、ほんとにモテるな……
そんなことを考えつつ、校門を出た。
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てんてん - 題名的に他の作者さんの作品のシリーズものかと思いました（笑）でもこの作品はこの作品でおもしろいです！続き楽しみにしてます！！ (2020年1月7日 14時) (
レス) id: c739806d91 (このIDを非表示/違反報告)
ユンギ推し - ジンのシスコンぶり面白いですね笑笑 (2020年1月6日 14時) (レス) id: e512c5d2f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：1245fkt | 作成日時：2020年1月5日 18時
