16話 ページ17
そうこう話してるうちに降りる駅に着いた。
マップを見て楽器屋さんの方向に歩いていく。
駅からそう遠くない所にあるからスタスタと歩いていくと青い外壁が特徴のお洒落な楽器屋さんに着いた。
『ここだよ〜、お洒落な所でしょ？』
お店に入ってキョロキョロと周りを見て目当てのギターのところに駆け寄る。赤髪のお兄さんは今日いないみたいで少し肩を落とす。
そ「へえー、お洒落な所だね。」
後ろを歩いていたそらるさんが呟く。それにでしょう？と自慢するように返してギターを眺める。
「あ、いらっしゃいませ〜。」
お店の奥から眼鏡をかけた赤髪のお兄さんが出てきた。途端驚いたように目を見開いた。どうしたんだろう。
ま「あらきさんじゃん。」
そ「やっぱり。」
そらるさんとまふくんがお兄さんをみて親しそうに話しかけるから少し混乱する。そらるさんは知り合いなのかな？と思ったけどまふくんもなんだ。
目を白黒と回す俺にそらるさんが気づいてチョイチョイ、と手をこまねくから近づく。
『知り合いだったんですね！』
素直にそういうとそらるさんがお兄さんを紹介するように肩を組む。
そ「この赤いのあらきだよ。」
でこの派手なのがきな粉餅だよ、あらき、そう紹介されてあらきさんも俺も目を回す。あらきさんの歌は好きだし憧れの人だけど会った事とか絡んだことがなかったからびっくりする。
『え！？あらきさんなんですか！？』
数秒黙ったのち口から零れ落ちたのは純粋な疑問で言った瞬間そらるさんにペシ、と叩かれた。
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そな - すこ(唐突な告白) (2020年8月21日 22時) (
レス) id: 4f39522c1e (このIDを非表示/違反報告)
砂丘 - はんぺんとまふてる 、私も好きです！(о´∀`о) 癒されます…(´∀｀=) (2018年3月26日 22時) (レス) id: 72e3becf48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒弧 | 作成日時：2017年9月27日 2時
