わんわんしゃん ページ29
RIKU world
ライブのリハでピアノを練習してると、
隣にことはちゃんがちょこんと立ってて、
目をキラキラさせながらこっちを見てた。
いや、可愛すぎかっ
『わんわんしゃん、ぴやの《ピアノ》ひけるりゅの？』
陸『うん、弾けるんだよ！』
『しゅごいねぇ！！』
何だこの可愛い生き物は。存在してていいのか？
背が小さくて、僕が座ってる椅子くらいだから
余計可愛いのよ。
陸『凄いでしょー笑』
『ことはもできりゅ？』
陸『気になる？』
『うん。ことはも、わんわんしゃんみたいになりたい！』
陸『っ！そっか！』
あっぶねえ、泣きそうになる所だった。
こんなこと言われちゃったら頑張れちゃうでしょ。
あーー、録音しとけばよかった。
グッと手を伸ばして、背伸びして、鍵盤に手をつこうと
頑張るけど中々届かないことはちゃん。
またこの姿も可愛くて。
陸『おしっ、ここ座るか！』
膝の上に乗せると、早速ドの白い鍵盤に指を置いて鳴らしたことはちゃん。
『わあっ！…なった！！』
ビクッてしながらもその後もずっと鳴らし続けることはちゃん。
すごく楽しそうで、すごくキラキラしてた。
将来、こうやってピアノ弾いてるのかな、とか思ってると
ガチャっと扉が空き、翔吾がことはちゃんを探しに来た。
翔吾『ことはここに居たんか！もー、本当すぐどっかに行くんやからぁ、』
陸『あ、ことはちゃんそうだったのー？』
『ごめんなしゃい。』
翔吾『すみません、邪魔してしまって。』
陸『ううん！めっちゃ楽しかったよね！』
『うん！ぴやのわんわんしゃんに教えてもらった！』
翔吾『そうなんか！』
『わんわんしゃんしゅごいんだよー、じゃーーんってひけりゅの！！』
翔吾『そうなんか！すごいねえ！』
そんなことはちゃんが、大きくなった時が
益々楽しみになった。
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エル(プロフ) - 美紀さん» 大変申し訳ないです！！すぐ修正しますね！！ (2022年9月7日 0時) (
レス) id: 8e478d39c4 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 作者さんあいすの小説だけ妹ちゃんの名前ことはになってる (2022年9月6日 11時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - あおさん» いらっしゃいませ！見に来てくれてありがとうございます！更新楽しみにお待ちください！ (2021年2月11日 23時) (レス) id: 8e478d39c4 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - 理香さん» いらっしゃいませ！見に来てくれてありがとうございます！丁寧にありがとうございます。理香さんも体お気をつけて！ (2021年2月11日 23時) (レス) id: 8e478d39c4 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - アリエルさん» いらっしゃいませ！見に来てくれてありがとうございます！ (2021年2月11日 23時) (レス) id: 8e478d39c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エル | 作成日時：2020年9月25日 1時
