再会 ページ8
エレベーターに乗り込み、下の階へ下がってると、
5階でとまったエレベーター。
その扉が開くと、懐かしい人物が乗り込んできた。
？『…変わった？』
私の隣に立って、前を向きながら喋り始める彼。
その横顔は変わってないけど、
なんか会わないうちに遠い存在になったような
気がした。
『そっちこそ。』
？『え？変わったか笑』
『今じゃ有名だもんね。』
？『人のこと言えんのかよ。』
『世間がうるさいだけだよ。』
？『人気ってそういうことだろ。』
喋り方のチョイスも。話し方も。
変わったような気がした。
以前より自信が持てていて、堂々としてる。
私なんかよりも。
少しこっちを見てフッと鼻で笑って、
？『まあ、美月は美月らしくやってけばいいんじゃねーの。何があったのか知らねーけど。』
その言葉で少し救われたような気がした。
やっぱり、ここに来て正解だったかな。
『ありがと。、』
エレベーターは3階で止まり、エレベーターから出た。去り際に頭を撫でられて、
？『頑張れよ。』
そう言って、違う方向へ進んでった。
開くボタンを押し、大きい声で呼び止めた。
『臣！！』
広臣『んぁ？』
『ありがと！』
広臣『ﾌﾊｯ笑笑ん。じゃあな。』
オーラや考え方とかは変わってたけど、
その笑顔だけは変わっていなかった。
エレベーターに乗り、ロビーまで、下に下がってると、
携帯のアラーム音が、鳴った。
あと30分…。
『大丈夫か。』
、なんで。こんな感じになってしまったんだろう。
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吉 野 み ゆ - やばいです、途中泣きそうになりました更新頑張ってください (2020年4月25日 0時) (
レス) id: 9f418f690e (このIDを非表示/違反報告)
yuki - このお話めちゃめちゃ好きです！更新楽しみにしてます！！ (2019年11月4日 22時) (レス) id: 20390036ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エル | 作成日時：2019年9月10日 19時
