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あの後、夏恋と二人になって

話をしてた。



夏恋『ねぇ。なんか悩んでんでしょ。』



『なにが』



夏恋『そんな顔してるよ』



『してないよ』


夏恋『してるんだってば。』



そう言ってほっぺたをグイッと伸ばした。



『いたいっての』


夏恋『なら白状しなさい。』


『分かりました。』


引っ張ったところがヒリヒリして痛い。
そんなことを思いながら、
図書室で、2人で話した。


『こんなにさ、幸せでいいのかなって。
涼太があんな目にあって、私がこんなに幸せで
あんなに川村に態度悪くしてたのに。
こんな私を好きになって大事にしてくれて。
なんか。私わかんなくて。前まであんなに
どうでもいいとか。恋愛に対して恋愛と認識してなかったから。』



夏恋『それくらい変わったって事なんじゃないの?話聞く限り、あんた涼太にも申し訳ないし、
川村君にも申し訳ないことしてるよ。』


『…』



夏恋『あんただって人間。好きになるのは当然。
そういう気持ちになるのも当然なの。
大事にしてくれてるって思ってるなら、
自分も川村君のこと大事にしないとなんじゃない?』


『うん。…』



夏恋『幸せでいいに決まってる。』


『ありがと。』


夏恋『ほらー。彼氏来たよ。』



ニヤッとしながら、ドアの方を見て言う夏恋は、

いつもより大人っぽく見えて、お姉さんみたいに思えた。


今回は立場逆だな。笑



ドアの方を見ると、寄りかかってこっちを見る川村がいた。



壱馬『おい。空けとけって言ったろ。』


『空けてました。お話してただけですー』


壱馬『借りるな。』


夏恋『どこへでもどうぞ。』


『じゃね。あんたも頑張んなよ』


夏恋『るっさいわ笑』





そう言って、川村に着いてった。



というか、引っ張られてったって言った方が



正しいのかな。

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設定タグ:LDH , 川村壱馬 , THERAMPAGE   
作品ジャンル:恋愛
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エル(プロフ) - ありんこさん» ありがとうございます!お待ちしております! (2019年7月24日 23時) (レス) id: 486df0cb77 (このIDを非表示/違反報告)
ありんこ(プロフ) - エルさん» お返事ありがとうございます!!その際は閲覧したいと思います!! (2019年7月24日 23時) (レス) id: ac045284f1 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - おしむさん» また書こうかなと思ってるので、もう少し待っててください! (2019年7月24日 21時) (レス) id: 486df0cb77 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - ありんこさん» また、書こうかな笑笑 (2019年7月24日 21時) (レス) id: 486df0cb77 (このIDを非表示/違反報告)
ありんこ(プロフ) - なんで力也さんが登坂に反応したのか気になります!今更ですが…笑 (2019年7月24日 21時) (レス) id: ac045284f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エル | 作成日時:2019年5月11日 0時

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