【AU】バグでできたあの子は今、何を思う (ページ10)

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お茶会が終わって… ページ10

『ナイトメアが何かした瞬間、打ちのめしに行こうかな。』

ｲﾝ「Aとは思えないほどの言葉が聞こえたような…」

『気の所為だよ。………所で、クロスってここにいていいの？』

ｸﾛ「なんでですか?」

『いや、闇auの計画とか話さないようにするために普通はこういうやつに来ないでしょ?
だから、何か理由があるのかなって思って。』

ｸﾛ「本当はあの時の指輪を返しに来たんですよ。」

『優しいのか優しくないのか分かんなくなってくるなぁ。』

ｸﾛ「まぁ、前のことがありましたからね。
二度とあんな事が起きないようにしたいんですよ。」

『そういうことか。ありがとう。』

あんな事が起きないようにしたいのか……
だったら最初から奪わなければいいのに(正論)

『はぁ……もう解散か……』

ﾄﾞﾘ「どうしたの?いつもはそんな事言わないのに。」

『一週間の中で1番楽しみなのがこれだから…
なんか寂しいなって思って。』

ﾄﾞﾘ「だったら、これが頑張った自分へのご褒美だと思えばいいんじゃない?」

『………そう、だね。よし、明日も頑張るぞー!』

何があったとしても、諦めずにこのお茶会のために頑張るぞー!←

ｲﾝ「無理しないでよ?」

『大丈夫だよ。この指輪があれば大丈夫だから。
あの時はストレスとかが溜まってたから、この指輪でそのストレスを…無くしてるって言えばいいのかな。
だから、心配しなくてもいいよ。私だって一応、特別なキャラクターなんだ。ﾀﾋぬことなんてないよ。』

ｲﾝ「どういう特別なキャラクターなの?
どんなに特別だったとしてもﾀﾋなないことはないでしょ。」

『そうだけど…それだけ重要なキャラクターなんだよ、きっと。』

嘘はついていない。ﾀﾋなないこと、特別であることは。
こんな私が重要なキャラってことはないでしょ。
バグだからﾀﾋなないし、何より私は不安定なキャラだ。
いつ何が起きてもおかしくはないんだし、いつ消えてもおかしくはないし。

『そういえば、私って自分のAUでは誰の位置何だろう。まぁいいや。それじゃあ、またね。あと、闇auのところ行っていい?』

ｸﾛ「いいとは思いますけど…」

『それじゃあ、後で行くよ。前は追い出されたし、久しぶりに挨拶しに行きたいから』

ｲﾝ「そういえば、Aは1ヶ月ぐらい会ってなかったね。」

『あれ、そんなに行ってなかったの?
時間って経つの速いね。』

ﾄﾞﾘ「流石に2週間あけたとしても行ったほうがいいよね?」

『そうなんだけどさ。』

続く…