記憶の裏【佐野万次郎】 (ページ6)

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お粥を食べないで過ごしていると

ﾏｲｷｰ「風邪、大丈夫？」

薬を大量に持ってきた万次郎が来た

ちょっとまって、その量飲ませる気なの？

「まだしんどい」

ﾏｲｷｰ「、、、お粥温め直すから食べろ」

「お粥嫌い！」

ﾏｲｷｰ「食べないとだめ
何か食べないと薬飲めないでしょ」

飲ませる前提なのか

そりゃそうか、飲まないと良くならないし

「わかった」

万次郎が温め直したお粥を口に運ぶ

ﾏｲｷｰ「意外と美味しくない？」

「よく分からない…」

私はお粥を食べ終わり眠くなってきたところで

万次郎に

ﾏｲｷｰ「寝ないで、薬飲んでない」

「あ、でもその量は流石に、、、」

ﾏｲｷｰ「？なんで、なんか三途にいっぱい薬飲んだ方が治るの早くなるって、聞いたんだけど」

あの、ヤク中…万次郎に変なこと叩き込んで、、

「いや、多分その薬だと、3錠だから3つだけで」

ﾏｲｷｰ「ふーん、水持ってくる」

薬も苦手、粉薬ならいいんだけど

万次郎が水を持ってくると

その水と薬を口に含んだ

「え？なにやってん、、ん？！」

薬と水が一気に私の口の中に入ってくる

ｺﾞｸ

ﾏｲｷｰ「昔から薬嫌いでしょ」

「だ、だからってそんな口移し、、ｽﾗｯｼｭｽﾗｯｼｭ」

やばい、意識しちゃうじゃん