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久しぶりに会えたのにそんなに嫌がらなくても…

よし、決めた。

今日の気分はハグだ。





『ロー!会いたかったよぉ!』




そう言ってぎゅうっと抱きつくと

「ふざけんな」って力一杯押し返される。





ペ「Aか?久しぶりだなぁ」



シャ「海軍がいきなり現れるからびびったぜ」



『ベポもシャチもペンギンも久しぶり!元気だった?』



ベ「うん!Aも元気そうでよかった」






ベポは相変わらずかわいいな。

あとでもふらせてもらおう。





ロ「俺を捕まえに来たのか?」



『まさか…幼馴染みのあなた達を捕まえるわけないでしょ』







巷じゃ海軍本部のA中将が

死の外科医を執拗に追いかけ回してる、

あれは地獄の果てまで追い詰めるつもりだ。



なんて言われてるけど

実際は同じ故郷で育った

幼馴染み達に会いに行ってるだけ。





体裁を保つために

たまに飛び蹴りかます程度にはやりあうけど

いつだって本気じゃない。








『それにしても面白いことになってるね。あの天竜人死んだの?』



ロ「いや」



『そう、残念。外はもう海軍に囲まれてるよ』



ロ「みたいだな」



『…外に出たら東の40番グローブに向かって。逃してあげる』



ロ「はっ…海軍の言うセリフか?俺たちは海賊だぞ」



そう言ってニヒルに笑うロー。






あたかも海賊らしく悪そうな顔するもんだから

思わず吹き出してしまった。





『似合わないセリフだね』


 


昔のローを知ってるからこそ

頑張って悪ぶってる感が否めなくて

かわいく思えてしまう。

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作者名:Maaya | 作成日時:2022年10月12日 15時

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