闇の鎖、そして痛み

5話 【恋に落ちる】 ページ6

「よいっ…しょ…っと」

その辺の村人「お！Aちゃん頑張ってるね！」

「えへへ///」

私がこの世界で暮らし始めて1ヵ月。

(この生活にも慣れてきたなぁ)

初めの方はどうやって暮らせばいいのかもわからず、蓮太君に頼りきっていた。


(でも今では2人で役割分担をして生活出来てるもんね！)

私は、村人の手伝い。蓮太君は、森で狩り。

「きゃあっ！！」
考えことをしていると転んでしまった。

「ふぇ」
痛い。
(なんでこんな時に蓮太君いないのよー！！)


青年「あ、大丈夫？？立てる？」

青年＆貴女「「あ、」｣


知り合いが助けてくれた。彼は、やさしい人で昔の蓮太君みたいな人だ。

「また会っちゃったね、アルシ君」

ア「うん、そうだね。Aちゃん、今度こそ一緒にご飯食べようね！」

「うん！あと、ありがとう///」

ア「えっいや、人として当然だよ///」

「へへっ///」

今、私は蓮太君よりもアルシ君の事が好きになりかけていた。


(平和だなぁ)

(最近考えちゃうんだよね…蓮太君じゃなくてアルシ君といつまでも一緒にいること…)

(2人とも好きだけど…)

(いつかは、、どちらか選ばないといけないよね、)



(いや、今はまだ考えなくてもいいよね…)


でも、
「幸せだなぁ」

やはり、元の世界では散々な目に合っていたからだろうか。
とても今の世界が満たされているのだ。









そんな生活がずっと続くと思っていた。

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