闇の鎖、そして痛み

13話 【ほんとは、】 ページ14

「っと、」

何とか地面に着地した。

(いったいどういう事なのよ！！)


(えっ…)

着地した所にはおよそ大都市と言えるところはなく、ただの崩壊した街だった。

(どういうことなのよ！)

(もう嫌…)



ア「Aちゃん！」

(なんでここにアルシ君が…？)

「なによ、私を売ったくせに何の用なの？！」

ア「ごめん…。違うんだ…」

「何が違うっていうのよ！」

ア「ホントのことをいうと、蓮太は二重人格なんだ。昔ある事があってね。」

「はぁ？」
意味がわからない。
蓮太君のどこにそんな要素があったんだろう。

「んで？」

ア「昔話になるけど、話すよ…」

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