Moon Princess-2【ELLY】

MerryX'mas ページ3

やっっっと



やっっっっっっっとクリスマスです



みんな、メリークリスマス



そして俺、ハッピーメリークリスマス



Aは今兵庫だけど、今日の為に東京まで来てくれるらしい



本当は逆だよ？



普通俺から行くところだからね



でも俺は今日も午前中は仕事だったからなかなか行けない



と、ゆうことでAが来てくれます



でも、二人でクリスマスムードの街を歩くなんてスリリングな事は出来ないからレストランで待ち合わせ



Aもうそろそろ着くよ!



そのLINEを見て先に着いてた俺は少しソワソワ



柄にもなく



服装も、いつもよりはちゃんとしてるの選んできた



個室だからってさすがにそこは手を抜けない



いつも付けてるアクセサリーも少し大人しめのものにして…



…俺は女かよなんて思ったけど、最低限のマナーとしてこれは必須だ



[ｺﾝｺﾝｯ]



ELLY｢はーい｣



A｢久しぶりっ！｣



扉が開くと、ﾋﾟｮｺｯとゆう効果音が似合うであろう顔の出し方をしてきたA



初っ端から可愛い



ELLY｢久しぶり〜｣



A｢んふふ
久しぶりだからいつもよりオシャレしてきちゃった｣



…こーゆう…なんだろ、天然なんだろうなぁ〜



目の前に座るAはいつもより少しだけ派手目の、でもガチャガチャしてない上品な花柄のワンピースに紺色のコートを着ていた



ELLY｢似合ってるよ｣



A｢やった！
これ、ちゃぴと選んだんだ〜｣



嬉しそうに笑うAが可愛くて思わずパシャリ



A｢あ、今撮ったでしょ！｣



ELLY｢いえいえまさか｣



A｢ほんとかなぁ〜笑｣



ELLY｢いいから笑
飲み物何にす？｣



Aはもちろんソフトドリンク



だから俺もお酒は飲まない



酔っ払ってAに介抱させるなんて以ての外だしね



クリスマスだし



次々と運ばれてくる料理を食べながら、最近のことを話す



Aって、やっぱ食べ方綺麗だよなぁ



さすがタカラジェンヌって感じ



A｢デザートも美味しかった〜！｣



ELLY｢気に入ってもらえてよかった〜｣



A｢ここ高いんじゃない？
やっぱ私もお金…｣



ELLY｢いいよそんなの
そんなでもないしさ｣



うそ



むちゃくちゃ高ぇよ



でもまぁ、お金に関しては昔ほど困ってる訳でもないし



それに、やっぱ彼女の前だしカッコつけたいじゃん？

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