I change【HIGH&LOW】 (ページ30)

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・30 過去編ページ30

SARAHside

A｢ロイヤルストレートフラッシュ～！｣

BERNIE｢うわぁー！マジかぁー！｣

PEARL｢またかよー！｣

9｢お前相変わらず強いなぁ～！｣

A｢当たり前よ！｣

ICE｢A、今夜何食いたい｣

A｢んー、カレー！｣

ICE｢またか｣

A｢Yes！
あ、劉！水取って！｣

劉｢ん｣

A｢投げないの！｣

今となっては皆に心を許し、みんなと仲良く過ごしているA

だけど、以前話しにも出たように初めの頃は酷かった

誰も信用してない

そんなオーラを出していた

でも、私は何故か彼女が放っておけなかった

べつに、育ちが似てるとかそーゆうわけじゃない

ただ、どこか儚げで、消えてしまいそうな彼女が放っておけなかった

これは、まだAがここに来たばかりの頃だった

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿3年前

BERNIE｢ねぇ、ちょっとはご飯に手ぇつけたら？｣

A｢断る｣

まだ私達を信用しきっていない彼女は、出された食事に手をつけない

年齢は18歳

まだ未成年

それにしては大人びてて、警戒心が強い

ICE｢じゃぁ、服だけでも着替えてこい
SARAH、シャワールーム連れて行ってやれ｣

SARAH｢分かった
行きましょう｣

肩に触れようとしてもサッと避けられる

SARAH｢…こっちよ｣

まずは着られる服を見つけないとね

SARAH｢下着のサイズはどれくらい？｣

A｢…15の時から測ってない｣

SARAH｢なら、測り直すから来てちょうだい？｣

A｢別に、測らなくても大丈夫｣

SARAH｢ダメよ
形が崩れる｣

無理やり服をぬがせてバストサイズを測る

SARAH｢…私のサイズじゃ合わないわ｣

私よりも大きい

SARAH｢明日、買ってきてあげるからきついかもしれないけど私ので我慢して
たしか、サイズ間違えて買ったのがあったはずよ｣

ワンサイズ下のだけど、それくらいなら大丈夫だろうと、その下着を出す

私の服の中で一番小さな服を貸してあげた

バスト部分をのぞけは無問題だったけど、問題はズボン

スタイルのいい彼女でもさすがに無理だった

身長が10cm近く離れているんだもの、当たり前よね

A｢裾縫いくらい自分で出来る｣

私の出てきた裁縫道具で、裾を少し短くし始めた

SARAH｢器用なのね｣

A｢普通でしょ｣