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A｢お兄ちゃん！｣
尊龍｢A！
大きくなったな〜！｣
お兄ちゃんは、いきなり腕の中に飛び込んだ私を難なく受け止めた
A｢会いたかった〜…｣
尊龍｢俺も会いたかったよ
無事でよかった…
行方不明になった時は心臓止まるかと思った…｣
A｢ごめんなさい、心配かけて…｣
尊龍｢今こうして俺の目の前にいるんだ
それだけでいいよ｣
お兄ちゃんは懐かしい大きな手で頭を撫でてくれる
広斗｢んでお前がいるんだよ｣
BERNIE｢Aに、お兄ちゃんに会わせたいから着いてきて♡って頼まれたんで｣
…何故かバチバチのBERNIEと広斗
尊龍｢お、そいつがAの？｣
BERNIE｢
尊龍｢あぁ、よろしく！｣
お兄ちゃんは大人の余裕があるように、笑顔でBERNIEと握手を交わす
尊龍｢なんだ、広斗が言ってたやつより良い奴そうじゃないか｣
A｢なんて言ったの？｣
広斗｢いけ好かないキザ野郎｣
BERNIE｢
広斗｢そーゆーとこだ｣
BERNIEは挑発するように肩を窄め、首を傾げながら両手を上げた
広斗｢てめぇ…｣
雅貴｢まぁまぁ広斗！｣
広斗｢舐めてんだろ｣
BERNIE｢いやいやまさか〜｣
雅貴｢ねぇ、お兄ちゃんの話聞こう？ねぇ？｣
尊龍｢どうやら馬が合わなさそうだな、あの二人｣
A｢うん｣
尊龍｢BERNIEだっけ？
Aを頼むよ！｣
BERNIE｢もちろん｣
尊龍｢泣かせたら容赦しないからな｣
…ニコニコ笑顔で恐ろしい事言うなぁ…
BERNIE｢それはもちろん
神に誓ったんで｣
尊龍｢頼もしいの彼氏にしたなお前！｣
A｢でしょ？｣
BERNIE｢
A｢OK
そろそろ行かなきゃ
このあと仕事入ってるの｣
尊龍｢あぁ
また連絡するよ｣
今度はわしゃわしゃと頭を撫でるお兄ちゃんに笑い返してBERNIEの車の助手席に乗る
BERNIE｢良かったな、会えて｣
A｢うん！｣
もう二度と会えないと思ってた
でも、願えば会えるものなんだ…って初めて思った
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作者名：ツキウサウナギ | 作成日時：2020年1月12日 19時
