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雅貴｢はー…なるほどぉ｣
A｢ほんとは、スモーキー達が悪いわけじゃないことも分かってるんだけど……なんか、あとから来た子を信じて、私の話聞いてくれなかったのが悔しかった…っていうか…｣
雅貴｢んー、分かるよ〜
すごくね｣
広斗｢いいんじゃねぇか？
無理して会わなくても
探したきゃ探させりゃいい
やっとお前の大事さに気づいたってことだろ｣
A｢雅貴と違って頭良さそうな事言ってる｣
広斗｢頭良さそうじゃなくて良いんだよ｣
雅貴｢ねぇ、お兄ちゃんの扱い｣
広斗｢あのBERNIEとか言うやつとはいつからだ？｣
雅貴｢え、また無視？｣
A｢んー……
ここに来て…一年ぐらいの頃、かな
今年で2年｣
広斗｢どこがいいんだ？｣
A｢え、何いきなり
なんで兄貴に恋バナしなきゃなんないの？｣
広斗｢久しぶりに会ったんだから、これくらい聞いてもいいだろ｣
A｢んー…優しいところ？とか、顔？｣
広斗｢生意気なだけだろ｣
雅貴｢あのー、話進めないでくれるー？｣
A｢あぁ、居たの｣
雅貴｢居たの！？！？｣
まぁ、冗談は置いとくとして
A｢なんか、二人とも男前になったね
最後に会った時より垢抜けた｣
広斗｢ったり前だろ
最後に会ったの6年も前だろが｣
雅貴｢その証拠に、Aも俺好みの美人さんだもんね〜♡｣
思わず声掛けちゃった♡なんて言ってる雅貴の鳩尾を殴る
雅貴｢うっ…こ、こぶしも、強くなった…｣
A｢そう言えば、お兄ちゃんは？尊龍お兄ちゃん！｣
広斗｢家だろ｣
雅貴｢今度連れてくるな！
連絡先教えてよ｣
…なんだろ、雅貴に言われると口説かれてる気分
普段の行いのせいだな
二人に連絡先をとりあえず教えておく
今度、お兄ちゃんにも会えるのか…
6年も会ってないんだもん、歳とってんだろうな…
A｢早く、会いたいな…｣
雅貴｢時間できたら連絡するからさ！｣
広斗｢兄貴も、お前に会いたがってる
すぐに会わせてやるからな｣
A｢うん！｣
私に残された、唯一の兄達
血の繋がりはないけれど、私は兄達が大好きだ
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作者名：ツキウサウナギ | 作成日時：2020年1月12日 19時
