I change【HIGH&LOW】 (ページ11)

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スモーキーside

Aは、ほんとにいい子だった

優しくて、強くて、芯がある

そんな子だった

そんな子をどうして俺たちは信じてやれなかったんだ

エレーヌが嘘をついていたと分かったのは、三日後

ララ｢そう言えば、Aは？｣

ララの一言で、その場がシンと静まる

ララ｢最近、見てないから…｣

タケシ｢…Aはこの街を出た｣

ララ｢…え？｣

ピー｢Aは、家族を傷つけた｣

ララ｢どーゆう、こと、、、？｣

エレーヌ｢わ、わたし、Aに、いじめられてて…
スモーキー達に相談し｢なに…それ…｣

ララは手をグッと握りっていた

ララ｢何よそれ！！！
みんな、Aがほんとにエレーヌをいじめてたと思ってるの！？
そんなわけないでしょ！！

むしろ、いじめられてたのはAなんだから！！！｣

シオン｢ララ、何言って｢私見たの！
エレーヌがAに目障りだって、あんたなんか死ねばいいって言ってるところ！｣

タケシ｢エレーヌ、どーゆう事だよ｣

エレーヌ｢そ、そんな、そんなの、でたらめよ、、！｣

明らかに焦り始めたエレーヌを見てやっと気がついた

スモーキー｢…エレーヌ…

体の中の臓器を全て置いていけ
これが、この街の掟だ｣

エレーヌ｢なに、いって、、っ、！！
あんたが余計なこと言わなければ…！！！｣

ララに向かって石を投げようとしたエレーヌの手をピーが止めた

エレーヌ｢離せ！！！！｣

ピーとシオンに連れていかれたエレーヌ

ララ｢…Aっ…｣

ララは、泣いていた

スモーキー｢…Aを、探そう｣

そして、謝るんだ

でも、もう遅いのかもしれない

コブラとヤマトが言っていた

MIGHTY WARRIORSに居る、と

Aにはまた新たな仲間ができた、それがハッキリわかったんだ

今また、新たな仲間と新たな人生を送って幸せに暮らしているだろう

でも、俺は謝りたい

許されなくてもいい

ただ、謝りたい

スモーキー｢ｺﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯ…！｣

だから、俺はそれまで、生きなきゃいけない