タイムスリップ【今日から俺は】 (ページ4)

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Aside

そこは、なんかすごいもの壊れてて、荒地みたいな…なんて言おうか…うん、荒地

A｢は！？
なにここ！どこだよここ！｣

｢テメェ…誰だ｣

パッと声をした方を見ると、どっかで見た顔だ

A｢…え、猛さん…？
え！？なんで！？
え、だってさっき別れたばっか…｣

相良｢はぁ？
テメェ何言ってんだ？
つか、さっさと智司の上から降りろよ｣

A｢え？｣

パッと後ろを見ると、顔を歪ませてお腹の当たりをさするガタイのいい人

A｢…え、智司さん？｣

片桐｢お前…誰だ…？｣

A｢え、は！？
なんでこのにいんの！？
さっきバイバイしたばっかじゃん！｣

片桐｢おい、話聞け｣

A｢つーかここどこよ！
え、てか二人ともなんか…若返ってない…？
え、これ夢？｣

相良｢おい女
お前さっきから何言ってんだ｣

A｢いや、こっちが聞きたいんだけど！
マジで何？ここどこ？｣

片桐｢…ここは開久だ｣

A｢は？開久？
何馬鹿な冗談言ってんの？
開久は最近リフォームして綺麗になったばっかじゃん！｣

相良｢はぁ？何言ってんだお前
つか、誰だよ！｣

A｢だから、さっきまで会ってたじゃん！｣

相良｢はぁ！？｣

なんだろ、猛さんいつにも増して厳つさ増してるし、なにこの…制服？

A｢なんで制服きてんの？
コスプレ？｣

片桐｢…話がややこしい
とりあえず、降りろ｣

そう言って、軽々私を持ち上げて隣に座らせた

片桐｢お前、なんでここにいる
なんで上から降ってきた｣

A｢上から降ってきた？
私が？｣

相良｢そうだっつってんだろ｣

A｢え…なんでかな…
確か、いきなり足がガクンッてなって倒れて…
え、それでなんだっけ？
気づけばここにいた｣

相良｢んなわけねぇだろ！
テメェどっから出てきたんだ！｣

A｢嘘つくわけないじゃんか！
大体、さっきから何わけのわかんないこと言ってんの？｣

相良｢訳わかんねぇのお前だわ！｣

片桐｢まぁまて
お前、名前は｣

A｢はぁ？知ってんじゃん、何言ってんの？｣

相良｢知らねぇよ！｣

A｢はぁ！？だからなん……
まてよ、さっきから本格的におかしい｣

何かがおかしい

この2人、嘘をついてる感じじゃないし…

え、じゃぁ…

A｢タイムスリップ…？｣