タイムスリップ【今日から俺は】

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Aside



｢おいアマァ！｣



A｢はい？｣



智司さんも猛さんも喧嘩でいないから、ソファーで1人爪を手入れしていると、そんな声をかけられる



チラッと目だけ向けると、十人程度の開久の生徒が



｢てめぇ智司さんの周りうろちょろしやがって！！！｣



A｢智司さんの許可あるんで｣



無視して爪を見続けると、余計に腹を立たせてそいつは近くの椅子を蹴り飛ばした



A｢んもぉー、うるさいなぁ〜！｣



爪を削っていたヤスリをソファーに投げ置いて立ち上がる



A｢で？私をボコせば気が済むの？｣



｢上等だァ！
ボッコボコにして、そんな態度取れなくしてやるよ！！｣



A｢やれるもんならやってみな〜｣



左手を前に出して、クイクイッと指を曲げて挑発する



｢うらァ！！！｣



殴りかかってきたのを軽く受け流して鳩尾を蹴る



A｢え、遅くない？
もう少しスピード上げなよ〜｣



｢てめぇ舐めんなァ！！！｣



一斉に殴りかかってきたヤツらの頭、顎、腰、鳩尾、足を蹴り殴りする



んー、流石この時代のツッパリは現代よりも手応えあるかもね〜



…多分ね？多分



A｢なんだこんなもんか〜｣



そこらに倒れた奴らを無視して、またソファーに座り爪を削ぐ



相良｢あー？
なんだこれぇ｣



A｢あ、おかえり〜｣



片桐｢…これお前か？｣



A｢だって喧嘩売られたんだもーん｣



片桐｢はぁ…
お前ら、こいつにはもう手ぇ出すな
次は骨の1、2本持ってかれるぞ｣



｢｢｢は、、、はい、、｣｣｣



冗談なのか本気なのか分からないことを言った智司さんは私の隣に座った



相良｢恐ろしい女だなぁ〜｣



A｢失礼しちゃうよね〜｣



片桐｢そう思うならやめろよ｣



A｢無理｣



智司さんは、また大きなため息をついた

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