タイムスリップ【今日から俺は】 (ページ15)

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相良｢よォ智司…って、んでお前がいんだよ｣

A｢猛さんつめたーい！｣

相良｢お前、元の世界に帰ったんじゃねぇの？｣

A｢朝起きたら元に戻ってるかな？と思ったよ？
思ったけど帰れてなかったんだ～｣

なんでだよと言いたげの表情の相良

相良｢つか、お前ほんとに未来から来たのか？
嘘ついてんじゃねーだろうな｣

片桐｢いや、ほんとだと思うぞ
俺やお前の好物、俺の家族のことも知ってんだ｣

相良｢…ストーカー？｣

A｢いや、違うから
逆に、どっちかのストーカーだとして、なんで両方の好み調べなきゃなんないの！｣

相良｢まぁ、、たしかにな？｣

Aは相良に文句を言いながら校舎の方を見た

A｢…まじでボロボロだねぇ
こんなに酷かったんだ…｣

片桐｢俺らはこの開久がリフォームされたことに驚いてるよ｣

俺はいつもの定置のソファーに座ると、Aに隣に座るように伝える

Aは俺の左どなりに座って足を組みながら肩におりた髪をいじった

A｢このソファー、この頃からあったんだ～｣

片桐｢なんだ、今でもあんのか｣

A｢あるある！
ここだけは変わんない！｣

相良｢お前詳しいな｣

A｢私、ここの生徒なの！｣

相良｢はぁ！？お前が！？
ここ男子校だぞ！？｣

片桐｢共学になったんだと｣

相良｢だからって、なんでわざわざこんな不良だらけの場所に…｣

A｢興味本位！｣

相良｢犬か｣

A｢犬は猛さんでしょ｣

相良｢あぁ！？｣

からかうAとそれに噛み付く相良

姉犬に噛み付く弟犬…って所か？

｢智司さん！相良さん！おはよーござ…って、その女は……っ！？
まさか智司さんの女！？｣

片桐｢馬鹿言うな
こいつは…ぁー、伊藤の妹だ｣

さすがに娘とは言えねぇからな

A｢どーもー
伊藤Aでーす｣

｢な、！？
なんで伊藤の妹がこんな所に！？｣

｢まさか、智司さん誑かしたんじゃねーだろな！｣

｢テメェ伊藤の差し金か！！｣

A｢うわぁ…知ってはいたけどここまで犬猿とは…w
さすがに笑う｣

大柄の、それも厳つい男らに責められても怯えもしない

肝が座ってんのな