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うちのが東京もんにボコされた



これは黙っちゃおけねぇ



相良「なぁ、A遅くねぇか?」



片桐「そうだな…
どっかで道草食ってんのか?」



相良「珍しいなぁ」



なんだ



なぜだ



胸がザワザワする



これから、なにか起こりうるかもしれない



嫌な予感が



「智司さん!大変です!!!」



片桐「なんだ」



「さっき、東京のヤツらにやられたヤツが呟いてたんす!
Aちゃんって!」



嫌な予感が当たってしまった



当たって欲しくもねぇ嫌な予感



相良「なんだよそれ…
Aが攫われたってことか?」



「多分…そうだと思います…」



相良「理由は!!」



「それが、分かんないんすよ!
あいつもボロボロで、声もほとんど出せねぇ状態で病院送られたんすから!」



片桐「東京もん、まだ見つかんねぇのか…?」



「は、はい、まだ…」



片桐「絶対にその東京もん探し出して連れてこい!!!!」



「は、はい!」



相良「智司、どうするよ」



片桐「どうしようもこうしようもねぇ…
でも、なんでAなんだ…?」



考えても答えは出ない



あいつらの狙いは三橋と伊藤だろ?



Aは関係ねぇじゃねぇか



俺は、また開久のやつがやられたと聞いて重い足取りで開久を出る



そこに向かうと、三橋と伊藤がいた



そして、そこにはボコボコにやられたうちの下っ端



俺はゴチャゴチャ抜かしてやがるそいつらに声をかける



片桐「おい」



三橋「あっ…」



相良「てめぇら…」



三橋「俺たちが、俺たちがやったんじゃありませんー!
だって、ほら、ここに、あの、おれおれ、俺と伊藤が目的だって、ほら、とても、とても見にくいけども見にくいけれども書いてあるぅ〜」



相良「分かってんだよ
まぁ、この前もうちのがお前らと今井にペコンペコンに料理されちまったからぶっちゃけ言えば今すぐてめぇらをぶん殴れてぇところだ」



今にも三橋と伊藤に殴りかかりそうな相良を止める



片桐「三橋、伊藤
今回の件は俺らに譲れ」



三橋「は?」

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作者名:ツキウサウナギ | 作成日時:2019年12月20日 23時

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