検索窓
今日:8 hit、昨日:14 hit、合計:269,931 hit

・20 過去編 ページ20

ここから少し過去編

✄−−−−−−キリトリ−−−−−−✄


中一の時、私はこの街を離れた



父親の仕事の都合で



そして、高校入学した一週間後に転校することになった



そのせいで、私だけこっちに来るのが遅れてしまった



クソ親父め…



しかも、こっちに来て初日から学校とか鬼畜かよ…



駅に着くと、最後に会った時よりもでかくなって、さらに印象も変わり果ててたけど顔つきで分かった



智司が待っていたのだ



片桐「よぉ、A
久しぶりだな」



A「久しぶり智司!
…と?」



智司の隣にいる銀髪の男



…え、なに、イケメン過ぎない???



その銀髪イケメンは顔を赤くして口をパクパクさせていた



片桐「あぁ、こいつは相良ってんだ
中学ん時仲良くなってな
ここに来る途中一緒になったから連れてきたんだ

…お前、どうした?」



相良と呼ばれた人は智司に呼ばれるとはぇ?とゆうような反応を見せた



え…



めちゃんこかわえぇやんけ…



相良「え、ぁ、俺、相良猛…」



片桐「おう、お前どうしたよ」



A「えっと、わたし、雪城A
よろしくね?」



片桐「…お前キャラ代わりしたんか?」



私は相良くんに見えないように智司を睨みつける



こんなイケメン滅多にお目にかかれねぇぞゴラァ



…いや、智司もイケメンだけどね?



系統の違うイケメンと言いますか



どちらかと言うとこちらがタイプ(面食い)



智司はなるほどといった表情でため息をついた



片桐「お前、高校どこ転校すんだ」



A「あぁ、成蘭
女子校だったし」



片桐「そうか
…相良、お前マジで大丈夫か?」



相良「っいじょうぶに決まってんだろ!
別に?マブい姉ちゃん目の前にしたからって?ドキドキなんかしてねぇから!!!」



片桐「そこまで言ってねぇだろ?」



相良「お前の、顔!が!言った!」



片桐「この仏頂面がそんなこと言うのか?」



仏頂面って自覚あるんだね



A「あの、私そろそろ行かないと…
転校初日から遅刻できない」



片桐「遅刻上等だろお前」



また余計なことを言う智司に、相良くんに見えないように足をふむと少し顔を歪ませて、余程痛かったのかコツコツとつま先を地面に叩いた



A「じゃぁね、智司"くん"、相良くん」



片桐「…」



呼ばれ慣れない呼ばれ方に少し複雑そうな智司を横目に相良くんに手を振ると嬉しそうに小さく振り返してくれた



…可愛いが過ぎる

・21 過去編→←・19



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (77 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
305人がお気に入り
設定タグ:今日から俺は , 相良猛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

光華(プロフ) - 面白いです!更新頑張って下さい!あと、きおつけてじゃなくて気を付けてですよ! (2020年4月8日 20時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)
ツキウサ(プロフ) - 流さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年12月21日 23時) (レス) id: 8807d579b5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - この話めっちゃ好きです!!相良さん大好き…。更新楽し見にしてます、頑張って下さい!!! (2019年12月21日 23時) (レス) id: 63c3487d07 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ツキウサウナギ | 作成日時:2019年12月19日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。