ぼくらの日常２

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🤮あり。苦手な方はご注意ください。

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宏太side

今日は天気が良くて空気が澄んでる。庭先に腰掛けて
のんびりしてると、隣にちょこんと座ってきた人影。

宏太＞お、涼ちゃん。今日は良いお天気だね。

涼介＞ねー。

日向ぼっこする涼介を横目に、用事を思い出して立ち
あがろうとすると、慌てたように引き止められた。

涼介＞…んん、だめ。

宏太＞どした、一緒がいいの？抱っこする？

そう聞いたら、するっと膝の上に乗ってきて満足げな
表情。今日は甘えたさんなのかな。

宏太＞ん、手の大きさ比べしてるの？

身体を支える俺の手を、ふにふに触る仕草は可愛くて
癒される。でも…なんだろう、この違和感。

宏太＞涼ちゃん、眠い？

涼介＞眠くないよぉ…？

こっちを振り返った涼介の顔を改めて見ると、なんと
なく血色の悪い顔色。体調不良の前兆か…？

宏太＞そっか。

気のせいかもしれないけど、涼介は不調に鈍感なところがあるから注意して見ておこう。

宏太＞ん、冷たっ。

急に手の甲が濡れたような感覚がした。そのわけは、
涼介のぽかんと開いた口から出た涎。

宏太＞涼ちゃん？お口閉じてくださ〜い笑。

口をティッシュで拭ってあげると、眉を顰めて不機嫌
オーラ全開。いつもそんなことないのに、珍しいな。

宏太＞やっぱり眠いんでしょ？お部屋でお昼寝する？

涼介＞んーん…お部屋、行かない。ここ…。

宏太＞ここがいいの？分かった、ちょっと待ってね。

どうしても一人が嫌なのか、しがみついて離れてくれ
ない。どうしようかなと思っていたら、裕翔が部屋に。

宏太＞ちょうど良かった、ちょっと涼ちゃんと一緒に
いてくれる？お昼寝させるのに布団持ってきたくて。

裕翔＞あぁ、うん。分かった。

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