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涼介side
おでかけするのは久々だったけど、カフェには小さな
動物がたくさんいて、すごく癒される。
涼介＞んふふ、おいで？
猫ちゃんが一匹、膝の上に乗ってきてくれた。毛並み
がふわふわしてて暖かい。
侑李＞いいね、涼介。
涼介＞あったかいよ。なでなでする？
侑李＞うわ、ほんとだ。もふもふだね。
＞少しよろしいでしょうか？
侑李＞はい、なんでしょう。
突然声をかけてきたのは、腕にとあるテレビ局の腕章
をつけた団体だった。
侑李＞あ…すみません、取材とかはちょっと。
説明を聞いてた知念がそう言うのが聞こえた。多分、
俺のことを気にしてくれてるんだろうな。
＞本当に少しお時間をいただければいいんです、どう
しても難しいでしょうか？
言葉は丁寧だけど、語気が固くなるテレビ局の人達。
俺のせいで印象が悪くなるなら…。
涼介＞ちょっとだけならいいじゃん。ね？
侑李＞え、でも…。
涼介＞だって、ほかにお客さんもあまりいないしさ。
良いよね、裕翔くん？
裕翔＞えっ？…いや、俺は平気だけど…。
＞ありがとうございます、すぐに終わらせますので！
ほんの少しの辛抱。こういうことにも、慣れないとね。
・
＞お時間いただきまして、ありがとうございました。
侑李＞いえ。
裕翔＞お疲れ様です。
涼介＞…ふぅ…。
無意識のうちに、身体が硬直してたみたい。大きく息
を吐いて、緊張して力が入った身体をほぐした。
侑李＞涼介、大丈夫？あんなの断ってもよかったのに。
涼介＞だって、俺たちが断ったら明日も来なきゃいけ
なかったかも知れないでしょ？
裕翔＞なんか涼さんって、本当に優しいね。
涼介＞そうかな？
自分が我慢してその場が円滑に進むなら、なんてこと
ない。この感覚って変なのかな？
侑李＞もういいよ、あんなの忘れよう。ほら、あっち
にわんちゃんいるよ。
涼介＞あ、ほんとだ。可愛い〜。
裕翔＞可愛いね。
その後も一時間ほどカフェで過ごしてから、帰宅する
ことになった。
侑李＞ただいま〜。
光＞おかえり〜。楽しかった？
涼介＞楽しかった〜。可愛い動物がたくさんいたよ。
光＞そうなんだ、また後で話聞かせてね。
裕翔＞もちろんです！
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aki(プロフ) - SnowJUMPさん» 感想ありがとうございます…！気に入っていただけて何よりです☺️ (2022年12月25日 21時) (
レス) id: e4cdeb2297 (このIDを非表示/違反報告)
SnowJUMP(プロフ) - 書いてくださりありがとうございました！めちゃくちゃ良かったです！ (2022年12月25日 17時) (レス) id: b39df022db (このIDを非表示/違反報告)
aki(プロフ) - ちくわ。さん» お返事、順番前後してしまいすみません！先日、リクエストいただいたお話を続編で更新いたしました！ (2022年12月25日 12時) (レス) id: e4cdeb2297 (このIDを非表示/違反報告)
aki(プロフ) - ぎょうさん» お返事遅くなりすみません…！先日、リクエストいただいたお話を続編で更新いたしました！ (2022年12月25日 12時) (レス) id: e4cdeb2297 (このIDを非表示/違反報告)
aki(プロフ) - SnowJUMPさん» お返事遅くなりすみません…！先日リクエストいただいたお話を続編で更新いたしました！ (2022年12月25日 12時) (レス) id: e4cdeb2297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aki | 作成日時：2022年4月30日 22時
