JUMP's TREE

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涼介side

涼介＞…ん、

大貴＞涼ちゃん、眠いね。お部屋戻りな？

涼介＞…はい、おやすみなさい、

宏太＞うん、おやすみ。

今日はなんとなく一人になりたくなくて、部屋に戻る
ことができなかった。

大貴＞…涼ちゃん？どうした？

大貴さんがこっちに来て、声を掛けてくれた。

涼介＞…戻りたく、ない…。

大貴＞そっか。じゃあ、もう少しここにいる？

涼介＞…ごめんなさい、

大貴＞涼ちゃん、謝る必要なんてないよ。涼ちゃんと
一緒にいられて嬉しいから。

その言葉に、ざわついてた心が少し落ち着いた。もう
少しみんなのおしゃべりを聞いていようかな。

裕翔＞…あ、もうこんな時間だ。そろそろ寝ますね。

大貴＞ほんとだ、もう結構遅いね。

しばらくみんなのおしゃべりを聞いてたら、もうすぐ
日付が変わる時間になってた。

裕翔＞おやすみなさい。

宏太＞おやすみ〜。

大貴＞俺たちもそろそろ。

宏太＞そうだね。涼介はどうする？

お部屋行かなきゃ。…でも、一人になりたくないな。

大貴＞俺のお部屋来る？

涼介＞…いいんですか…？

大貴＞もちろん。涼ちゃんはどうしたい？

涼介＞…一人は嫌、です…。

大貴＞うん、わかった。じゃあ一緒に俺の部屋行こうね。

宏太＞大ちゃん、頼むね。

大貴＞任せて。よし、行こっか。

大貴さんのお部屋は、いい匂いがして安心する。

大貴＞おやすみ。何かあったら起こしてね？

涼介＞…はい、おやすみなさい…。

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