・ ページ9
マネージャー>お帰りなさい、どうでしたか?
涼介は熱のしんどさや痛みのせいかふてくされちゃって話そうとしてくれなかった。
中島>ストレスからくる熱と、足は中度の捻挫で過度
な運動はやめといたほうがいいみたい。
知念>仕事も休んだ方がいいかもって。
マネージャー>了解しました。調整します。
…グスッ
知念>…え…。
すすり泣く声が聞こえて、びっくりして隣を見ると、涼介は悔しそうに涙を流していた。涼介のプライドを傷つけちゃいそうで、みんな何も言えなかった。
山田>…ごめんなさい…っ…、
中島>やま?それは何に対してのごめんなさい?
山田>…だって…、仕事…っ…。
知念>…こりゃだめだ。
中島>仕事はちょっとお休み。身体がもう無理だよ〜
って言ってるの。しっかり休めばまた出来る
んだから。
山田>…ほんとに…?
中島>ほんと。やまの、真面目で一生懸命な所は好き
だけどさ、もうちょっと肩の力抜いてもいいん
じゃない?
涼介が納得してるのかはわからないけど、ゆうてぃが言ったことは僕も同感だ。
知念>仕事に行かなくたって僕らが離れてくわけでも
ないんだからさ。
本当はもっと言いたいことがあったけど、家に着いちゃったから話すのをやめた。
中島>じゃあ、お疲れ様。しばらくゆっくり休んで。
知念>ゲームもいいけどほどほどにね。
山田>…わかった。…迷惑かけるけどごめん。
知念>誰も迷惑なんて思ってないよ。早く家入んない
と冷えちゃうよ。
山田>…お疲れ様でした。
ちょっとは僕たちの気持ちもわかってくれたのかな。
91人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:aki | 作成日時:2021年9月4日 12時