Black Girl (ページ18)

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もう１つの過去ページ18

YOUside

1997年3月7日に、私は生まれた、

その後は、ほんとに普通に、

でも幸せに暮らしてた

ある日から、そんな日常は変わった

お父さんが、会社の同僚に誘われ、

たまたまギャンブルに手を出してしまい、

はまってしまった、

そこから、うちは崩れていった

お父さんは、お母さんに、お金を全然渡さなくて、

ギャンブルのストレスを全部お母さんにぶつけて、

暴力を振るってた、

お兄は、私の側にずっといてくれた、

そんなある日

お母さんが、自らの命を絶った

突然だった、

学校から帰ってきたら、

もうお母さんは、私の知らない世界に行ってた

原因は、きっとお父さんだろう

それなのに、それなのに、

お父さんは、

あいつは、

ギャンブルをやめなかった、

ついには、私にまで、暴力を振るってきた

お兄が、美容師になるために頑張ってる時だった、

また、暴力を振るわれてた私は、

今までにないくらいに、怒られた

殴られた

頭から、血も出てた

お父さんと掴み合いになった時だった、

家の階段を勢いよく、お父さんが転げていった、

打ち所が悪かったのか、

そのまま、お母さんと同じ所に行った

でも、心のどこかで、お父さんの死を、

少し喜んでいる自分がいた

そこからだろうか、

人が傷ついても、あまり悲しくならなかった

血を見るのは嫌いだけど、

お母さんが死んだ時、たくさん血が流れてたから

それから、私は、孤独だった、でも、

ずっとくよくよしてるのもダメだから、中学に入ってからは、頑張って、友達を作ろうと思った

でも、小学生の時に同じだった子が多くて

私が大人しくて誰とも話さなった事を理由に

いじめが始まった

辛かった、怖かった

生きてる事さえ辛くなった、

北人とも話せなくなった、

お兄ともあまり話さなくなった

そんな中、あの事件が起きた

一瞬だった、

小さい時、少し空手をしてたからか、

かなり強めに殴ってしまった

そしたら、あいつは棚の角に頭をぶつけて血を流していた

血を見て私は気を失った