深澤辰哉 吸血鬼 ページ6
。
『んっ…』
月の弱い光が少し差し込む暗い部屋
部屋にはふたりの男女
「……ん、ｼﾞｭﾙｼﾞｭﾙ」
『っ、』
「やっぱりAの血は最高だね」
『……』
「Aの綺麗な肌から流れ落ちるあかーい血…」
とっても綺麗だよ(小声)
耳元で囁かれた言葉にゾクリとする
彼は吸血鬼。
私は吸血鬼の彼に血を提供している
私の周りにいる人間は彼が吸血鬼だなんて知らない
毎晩毎晩私から血を吸い取るなんて誰も知らない
ふたりだけの秘密
「今度は” 耳 ”から血…吸っていい?」
『良いよ…』
耳元の近くによった彼の吐息が耳にかかる
それだけでゾクゾクしてしまう
「ちょっとだけ痛いかも………いくよ。ん、」
『い、』
「ｼﾞｭﾙ ごめん…痛かったね」
『大丈夫』
ｼﾞｭﾙ ｼﾞｭﾙ
耳の中に入ってくる舌
血を吸う音も聞こえる
『ん、はぁ…』
「ん、ｼﾞｭﾙ そうか、A耳弱かったよな」
『……ん、』
気付いたように言った彼。
その次から耳を責めるように舐めてくる
熱くなる頬を手で抑える
「血、吸うだけじゃなくてAの感じてる顔も見たいから手、どけて?」
『はぁ…はぁ……』
「すっごい弱いんだよね。かわいい」
「Aの血美味しかった、」
『それはどうも』
「じゃあ次は、食後のデザートって事で…」
押し倒された。
部屋は暗くて辰哉の顔はぼんやりとしか感じ取れない
「Aの体………ちょーだい?」
。
終わり
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ら〜ら(プロフ) - KARENさん» だいぶ更新出来なくてすみません!!これからは少しずつ上げていきますね (2017年1月7日 10時) (
レス) id: 2c3b1516d8 (このIDを非表示/違反報告)
KAREN(プロフ) - 更新売れすぎて死にましたぁだて様ぁあ (2017年1月7日 0時) (レス) id: b186ff8605 (このIDを非表示/違反報告)
ら〜ら(プロフ) - KARENさん» コメントありがとうございます!!そう言って頂けて嬉しいです(´;ω;`)頑張ります!! (2016年12月13日 20時) (レス) id: 2c3b1516d8 (このIDを非表示/違反報告)
KAREN(プロフ) - 好きなだけから全部読ませていただきまし最高です！！！更新楽しみにしてます！！！ (2016年12月13日 15時) (レス) id: b186ff8605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ら〜ら | 作成日時：2016年12月1日 21時
