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ym side
死体と犯人探しに夢中になって忘れていたが
明日は文化祭 この準備も今日中に如何にしかしないといけない。外はもうオレンジ色でカラスが鳴いてる時間。
だいぶ小道具も出来上がってきた。
これは怖い怖いお化け屋敷になるんだろうな。
ym「お、これは副理事長様」
この学校の清掃のおじさんさん
ただのおじさんではなかった。
この学園の元副理事長だったというのだ。
ぴっちりとしたスーツを着ていた彼は今の姿とは正反対であった。
清「半日かけて得た情報がその程度か。本当に犯人見つける気あるのか。」
ym「だったら、先生が見つけたらいかがですか？」
清「えぇ？それはめんどくさいなぁ。」
この人と話してても時間が過ぎてくだけだな。
行くか。早く見つけ出さないと。
清「しょうがねぇ。ボーナスチャンスやるよ」
彼の手にはDVDが握られていた。
どこかで見覚えのあるもの。
ar「真っ二つに割れてる。ね、この数字なんだと思う？」
ym 「3423…？ビデオの時間とかじゃないかな。これ見られないかな、」
in「中の映像が見れれば良いんだよね？」
ym「うん。」
in「きっと、彼なら持ってるはず。」
この真っ二つに割れたDVDではきっと中身は見れない。だとしたら、常にビデオを回している彼ならその映像を持っているだろうということか。
in「持ってるでしょ？あの映像」
yt「持ってないです、」
in「常にビデオ回してるのに？持ってるでしょ？」
ym「一昨日見てたんだろ？中原のDVD」
in「あの時、スマホで動画撮ってたよね？」
yt「じゃあ、その代わりに…撮らせてくださいね？１人ずつ、一発ギャグする動画。」
File.53 DVD
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作者名：梅茶 | 作者ホームページ：http://伊野ちゃん革命
作成日時：2017年8月23日 16時
