１６，To be continued … ページ6
千切姉「今度はウチの実家に遊びに来てよ。
家族みんなでAちゃんをおもてなし♡」
豹馬「かりんとう饅頭も一緒に食おうぜ」
ハシゴ宿泊旅もこれで終わりか……
罪悪感から解放される気がする……
『本当にお世話になりました。
お姉さんも、ご両親も、お体にお気をつけて』
千切姉「ありがとう。Aちゃんもね」
『豹馬くん、また“
豹馬「おう！」
名残惜しいが、千切姉弟と別れを告げ……あれ？
『…………リ、リムジン⁇⁇』
何度目を擦ってもリムジンが見える。
千切姉「え、豹馬がやったの？」
豹馬「無免許の俺がこんなの手配するわけないだろ」
3人で呆然と立ち尽くしていると、ドアがオートで開いて中から誰かが出てきた。
それは、豹馬とAがよく知っている御曹司……
御影「よっ」
豹馬「レ、玲王⁉︎」
『玲王くん⁉︎』
千切姉「え、2人とも知り合いなの⁇」
千切の姉が少し戸惑っているのを理解したのか、御影は名刺を取り出して礼儀正しく挨拶した。
千切姉「ウチの豹馬がお世話になってます」
御影「いえ、俺の方こそいつもお世話になってます」
そしてものの数分であっという間に信頼を獲得。
さすが御曹司。コミュ力のおばけだ。
豹馬「A、アイツの家に行くのはやめとけ」
『理由をお聞きしても……？』
豹馬「簡単だろ。
だってアイツ歯ブラシの毛を指で抜くんだぜ？」
『じゃあ、一時期ゴミ箱から大量に見つかった毛は、誠士郎くんの髪の毛じゃなかったのね。安心』
姉と話し終えた御影は自然な流れでスーツケースを持ち上げ、リムジンに乗せようとする。
『玲王くん、私帰るよ？』
御影「俺の何が悪かったんだよ……‼︎」
豹馬「実家帰ろうとする嫁みたくAに接するな」
Aは御影からスーツケースを取り返し、帰路に着こうとする。
御影「ばあやがせっかく車出してくれたのになぁ」
『……』
御影「うちの執事もお前に会いたがってるのになぁ」
『……』
御影「俺もっとお前と話したいのになぁ」
『ゔぅ……』
豹馬「(
こうしてAの次に行く場所が決まった。
半ば強引にAは連れて行かれてしまったが、俺たち姉弟だってもう少し別れを惜しみたかったんですけど⁇
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ネムノキ(プロフ) - LiLiさん» コメントありがとうございます！長らくお待たせしてしまいましたが、本編を更新いたしましたのでぜひ！番外編もよろしくお願いします♪ (4月21日 22時) (
レス) id: 2f94861ab5 (このIDを非表示/違反報告)
LiLi(プロフ) - ネムノキさん» 青い檻のバーサーク6の方も楽しみにしてます!!めっちゃ面白いんで頑張ってください!! (4月1日 21時) (レス) id: de7dec8312 (このIDを非表示/違反報告)
ネムノキ(プロフ) - コメント欄にて失礼します！長らく続きを出せず、申し訳ありませんでした！近いうちに氷織＆烏編を一気に出すのでお楽しみにしていてくださいm(__)m (3月26日 23時) (レス) id: 2f94861ab5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネムノキ | 作成日時：2024年2月8日 0時
