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15, ページ5

『あ、電話だ……もしもs』

?《Aか⁉︎‼︎》

 『急にどうしたの?……というか、落ち着いて』

?《なんでお前千切といるんだ⁉︎‼︎
 俺はお前に配慮して連絡しなかっただけなのに……》


 Aは察した。
 これきっと千切豹馬が何かしたな、と。


 『千切豹馬さん、あなた彼に何をしたんですか』

豹馬「え?彼?」

?《千切!説明してくれ‼︎‼︎》

豹馬「あー……何したって、こいつにさっき撮ったツーショット送っただけだよ。なあ、玲王?」


御影《画像見た感じ、自分の家にA呼んだのか⁉︎》


豹馬「いや、姉ちゃん家。
 仕事の事情でウチに泊まったんだよ、Aは」

御影《は?》


 誤解を招いて大惨事にならないために、迅速に今回の件について御影に説明する。

 すると、安心したのか大きなため息が聞こえた。


御影《じゃあ、Aに何かあったわけじゃないんだな?》

豹馬「お前テンパると本当にヤバいな」

御影《ちなみにその証明書届けって、あと誰残ってんだ?》

 『凪誠士郎と、氷織羊、あとボンボン烏』

豹馬「1番最後誰だよ」

 『烏旅人。いつもボンボン言ってるから』

豹馬「ぷはっwwお前天才かよwww」


 何やら考え込んでいる御影は、しばらくしてハッと思いついたのか声を上げた。


御影《凪ならこれから俺の家に泊まりにくるぜ》

 『え、ほんと?』

御影《まあアイツのことだし、休暇も怠けてばかりじゃいられねーからな》

 『おー、ストイック』


御影《だから、お前もこれから俺の家泊まりに来いよ》

豹馬&A「『へっ?』」


 『私、今日はもう家帰って家事片付けて寝る』

御影《安心しろよ。俺の執事が全部やってやるから》

 『いやいや自分でやるよ⁉︎
 だから悪いけど、お泊まりはまた別の機会に……』

御影《凪も来るのに?》

 『誠士郎くん来たところで私の選択肢は変わらない』

御影《豪華な食事に、でっかい風呂に、ふっかふかのベッドまであるんだぜ?》

 『プレゼンして欲しいなんて頼んでないよ?』

御影《疲れてるならマッサージも可能ですが?》

 『マッサージ興味あるけどまた今度ね。
 電話してくれてありがとう、また“青い監獄(ブルーロック)”でね〜』


御影《あ、ちょ、A》プツッ



豹馬「お前、あの御曹司相手に強いな……」

 『だってこうでもしないと切れないじゃん』

豹馬「間違いないわ」

16,To be continued …→←14,



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ネムノキ(プロフ) - LiLiさん» コメントありがとうございます!長らくお待たせしてしまいましたが、本編を更新いたしましたのでぜひ!番外編もよろしくお願いします♪ (4月21日 22時) (レス) id: 2f94861ab5 (このIDを非表示/違反報告)
LiLi(プロフ) - ネムノキさん» 青い檻のバーサーク6の方も楽しみにしてます!!めっちゃ面白いんで頑張ってください!! (4月1日 21時) (レス) id: de7dec8312 (このIDを非表示/違反報告)
ネムノキ(プロフ) - コメント欄にて失礼します!長らく続きを出せず、申し訳ありませんでした!近いうちに氷織&烏編を一気に出すのでお楽しみにしていてくださいm(__)m (3月26日 23時) (レス) id: 2f94861ab5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ネムノキ | 作成日時:2024年2月8日 0時

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