８，揺れるカトレアII ページ9
『え……あ…………う…………ゆ……ゆめ…………？』
ロキ「本物です。
ちなみにあなたのために作った特注品です」
ユニフォームの後ろを見てみると『背番号 : ６９』、その上に『KANADOME』と書かれている。
ロキに続くようにして、他の指導者も自分のチームのユニフォームとマネージャー服を渡す。
『ま、待ってください！
こんなに貴重な品、本当にいいんですか⁉︎』
絵心「で、これもね」
『え……こ、これ、“
絵心「観戦するベンチのチームに合わせてユニフォームを替えるといい」
手元にある、憧れのチームのユニフォームが６つ。
視界が霞んで、今の気持ちをなんと言ったらいいのかわからない。
ノア「A」
『！、は、はい‼︎』
ノア「明日の試合、バスタード・ミュンヘンのベンチで観戦しないか」
え……の、の、ノアからまさかの勧誘キターーッ！
夢じゃないよね、現実なんだよねこの状況〜⁉︎
ノア「お前の眼と脳を、俺に見せてほしい」
ああ、サッカーやっててよかった。
“
こうして努力って報われるんだな……
ラヴィーニョ「ウチも大歓迎だぜ、猫キャッチ？」
『
プリンス「勿論、俺たちも大歓迎さ！」
スナッフィー「俺のところも待ってるよ」
ロキ「僕のところにも是非」
深々と頭を下げ、大きな声で感謝を告げると、指導者たちは柔らかな笑みを浮かべた。
——————青い檻のバーサーク。
—————————
絵心「さて、
絵心の眼鏡がモニターのライトに照らされ、不気味な輝きを放つ。
絵心「今回、特別にお前のユニフォームを作ってもらったのには理由がある」
だろうと思いました、と絵心を呆れた顔で少し睨みつけるが構わず続ける。
絵心「お前も、この
『ど、どういうことですか……⁉︎』
おもむろに口を開いた絵心にAは驚きを隠せない。
絵心甚八、まさに
絵心「青い檻のバーサークの帰還戦……
——————名付けて、“
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ネムノキ(プロフ) - 神乃木琉依さん» コメントありがとうございます！読み返してくださっていると聞いて、とても嬉しいです♪これからもよろしくお願いします！ (4月21日 22時) (
レス) @page20 id: 2f94861ab5 (このIDを非表示/違反報告)
神乃木琉依(プロフ) - とても面白くて定期的に1から読み返してます！更新、楽しみにしています！ (4月17日 0時) (レス) id: 7e584092a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネムノキ | 作成日時：2024年2月3日 14時
