１３，FCバルチャたる者 ページ14
ラヴィーニョ「ウチの
ノア「もとより俺が先約を入れていた」
ラヴィーニョ「んなこと知るかサイボーグ。
引き抜くなんてこと、絶対させねぇからな」
2人の出場に盛り上がるベンチ。
そして……
ノア「國神錬介、お前の理論が聞きたい」
�．�イザーを軸とした新たな選択肢になる
�▲�イザーを凌駕するストライカーの能力を示す
そして國神は、そのどちらにも失敗した。
ノア「反論はあるか？」
國神「……無ぇよクソが」
“
また、“
それこそがノアの説く揺るぎない世界の原理。
ノア「國神錬介、お前はその代償を払え……
——————交代だ。準備しろ、潔世一」
—————————
『(向こうは錬介くんが出て、指導者と世一くん……)』
きっと指導者が出るこの試合、戦況が大きく変わる。
世界と世界がぶつかり合うスペシャルな3分間。
ノアはラヴィーニョとマッチアップ。
それはまるで、違う世界同士の神々の1 on 1のよう。
潔「(なんとかしなきゃ……
俺が2対1の局面を創り出す‼︎)」
ラヴィーニョ「ありゃあ？
次の瞬間、ラヴィーニョは潔を壁にしてノアを突破。
転びそうになる潔をノアが支える。
ノア「潔世一、ラヴィがなぜ“ダンスマン”と呼ばれるか知ってるか？」
相手の意表を突くという能力は世界一。
しかし、その華麗なステップだけが異名ではない。
『(彼のドリブルに翻弄される人間が、踊るように倒れていく姿……それが、)』
——————“敗北のダンス”を意味するからだ。
ラヴィーニョ「俺は死を呼ぶ、“自由”な
GKを飛び越え、ゴール前で綺麗なターンとお辞儀をするとボールはコロコロと奥へ転がっていく。
ラヴィーニョ「死ぬまで踊れや、“不自由”共が」
中盤、ノアとラヴィが創り出した紙一重の空間。
潔が入り込もうとした時、思わず私は頭を抱えた。
それが原因で失点してしまった潔だが、代わりにラヴィーニョのダンスを観ることができた。
『(視える……誰も観てない、小さなところまで……)』
狂戦士はこの試合で世界を視て、自分を知った。
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ネムノキ(プロフ) - 神乃木琉依さん» コメントありがとうございます！読み返してくださっていると聞いて、とても嬉しいです♪これからもよろしくお願いします！ (4月21日 22時) (
レス) @page20 id: 2f94861ab5 (このIDを非表示/違反報告)
神乃木琉依(プロフ) - とても面白くて定期的に1から読み返してます！更新、楽しみにしています！ (4月17日 0時) (レス) id: 7e584092a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネムノキ | 作成日時：2024年2月3日 14時
