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暗雲 ページ40

湊くんと的付けを終えて射場側に戻ると。



七緒くんがゆうなちゃんたちに謝っている声が聞こえる。






そう言えば、今日の的付け当番は七緒くんだった気が……まあ、いいけど。






七緒「鳴宮〜、早坂さんメッハー!!」



いつもの不思議な挨拶……。





七緒「的付けは2人がしてくれたんだ!!サンキュー!!」





私「いえいえ」

湊「このくらい構わないけど、その……めっはーって何?」



七緒「メルハバの略!!ちょっと良いっしょ!!」

湊「良いの……か?」



湊くんが私を見る。




……勘弁して、私も反応に困る。




七緒「ほら、鳴宮も!!プリーズ アフター ミー!!」


鳴宮「え?」


七緒「メッハー!!」


鳴宮「メッ……っ!!」




七緒くんのペースに飲まれたようです。



湊くんがメッハーって……。



私「フフ……」




湊「ちょ!!A……」





私「だって……フフ」




ゆうな「鳴宮くん、如月くんの相手なんてしなくていいから」





私は笑いながら弽を取りに行く。





静弥「いつの間に湊と仲良くなってたんだね」


静弥くんもさっきの様子を微笑ましく見ていた。



私「まあ、色々ね」








七緒「鳴宮が入ったお陰で男子もめでたく5人で団体戦に出られるし、いい落としどころじゃない?」




海斗「俺は、団体戦には出ねえよ」



海斗くんの言葉でその場に緊張が走った。





海斗「鳴宮を仲間と認めたつもりはねぇし」



湊「認められるなんて思ってないよ。ここで弓を引かせてくれ」


海斗くんは湊くんを睨んだ


海斗「だいたいなんだよお前は。やらねえって言ってすぐ後にやりたいって戻って来やがって……」




海斗「俺は言うことコロコロ変える奴が1番嫌いなんだ」



弓を置いてキツイ言葉を湊くんに浴びせる。





海斗「俺は認めねえ。5人目としてもこの弓道部の部員としても絶対認めねえからな」

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設定タグ:ツルネ , 風舞高校弓道部 , 滝川雅貴   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:白餅 | 作成日時:2019年1月19日 9時

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