男 or 女 5 (ページ34)

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Aside

前の仕事も楽しかったけど

やっぱり自分には、こっちの方があってるな～。

なんて思いながら、マネージメント部門で日課の日誌を付けるわけなんですが…………。

ジーーーーーーッ……

すごい視線を感じるわけで…

マネージメント部門とメイク部門の仕切りに使われてる腰の高さのロッカーの上から自分を覗く目が二つ………。

怖いですよ……平塚さん……。
(三代目担当メイクさん)

『あの～…何か？』

キョロキョロと辺りを見回し
自分の平塚さんしかいないことを確認し
自分に駆け寄って来た平塚さん…

どうしたんだろ？？

「ちょっとごめんね」って言って
いきなり顎を掴まれ、片手で
私の目元のメイクを擦り出した…

え！？ちょっと！！
平塚さん！！？

「やっぱり…」

目元バッチリメイクの方を手で隠し
頷く平塚さん……

「Aーー♡会いたかったー♡」

ま……マジか！！？

な、なんでバレたし！？
すっぴんそんなにAに似てる！？
やっぱり男で復帰した方が良かった！？

「Aちゃんかぁ～♡」

満足気の平塚さんがニコニコしながら私の隣のデスクに座り頬杖をついて私を見た…

『ひ、平塚さん……』

「内緒でしょ。大丈夫！私とAの秘密’ね♡」

『あ、ありがとうございます……って！！自分これからANNなんですけど！！どうするんですか！』

「はいはい、直してあげるから♡」

メイク道具を持って来て直してる間、根掘り葉掘り聞かれた…

面白がってないか？平塚さん…

「うん、面白がってるww」

(´⊙ω⊙`)

エスパーだ！エスパーひらつ…

「エスパー伊東みたいに言わないで」

な、なんでバレたし！
平塚さん…要注意人物だな…。

「はい完成！ANN頑張って！」

『はい…行ってきます。』

車に乗り込みバックミラーを見れば……
は！？Aじゃん！！

時間もなくてこのまま山下さんと合流し
有楽町のスタジオに向かった……

隆二side

隆二『なんで健ちゃんと一緒なんだよー！！』

広臣『ゲストで出すって言ってたな』

直人『メール送る？ww』

剛典『radiko準備完了！』

隆二『あーーーー！！』

広臣『隆二、ゲストで行けばいいじゃん』

直人『今市は、ダメなんだよw六本木から出ちゃイカンって言われてるw』

剛典『隆二さん…どんまいww』

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