男 or 女 5 (ページ32)

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広臣side

また麻生、岡本に怒られるな…。

なんて思いつつも、どうせ遅刻ならって思って、事務所の近くのコンビニでカフェオレを買ってミーティングルームに向かうとTAKAHIROさんがいた。

何してんすか……先輩…。

TAKAHIRO『登坂！あの子紹介しろ！』

広臣『はい？』

いやいや、意味わかんないっすよ。
それにどの子っすか。
ミーティングルームのブラインドが珍しく降りてて、見えないし。
TAKAHIROさん……先輩だけど、邪魔っす。

TAKAHIROさんの熱い抱擁を受け、TAKAHIROさんに肩組みをされミーティングルームに入ると、見覚えのある女…。

A『登坂さん、遅刻です。』

TAKAHIRO『登坂ー！遅刻は、ダメだ！ね！…えーっと……』

A『初めまして、三代目のマネージャーになりました、Aです。よろしくお願いします。』

マネージャー復帰するんだ…。
やべっ……ニヤける。

TAKAHIROさんと話すA…
やっぱり可愛い…。
白いＴシャツの下に黒のロングのタンクトップにデニムのスキニーのA。

Aの時もこんな格好は、見たけど…
Aの時と唯一違うところ……。

胸があるーーーー♡
しかもやっぱ、デカイよな…。
あの収納術…すげーな。

って、俺は、変態か？

隆二の彼女。
隆二の彼女。
隆二の彼女。

また暗示をかける日が来るとは……。

……つーか隆二は？

こんな男だらけの場所に、彼女放置でいいのか？
ミーティングルームには、隆二の姿がない…。

TAKAHIRO『A………名前は？』

A『Aです！』

TAKAHIRO『Aちゃんかぁ～♡』

TAKAHIROさんが両手を広げた瞬間…

俺が持っていたコンビニの袋が

風に煽られた……

やっと来たか………。

．