うさぎとライオン

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『 バランス悪くない？ 』



『 こっち２人で、あっちは、、、５人。』






テーブルに並んだ料理は皐月お手製のお洒落料理。
映えそうな綾里が並んだテーブル。



私の前には皐月と詩音さん。







そしてこっち側は
私を中心に空のとなりには監督
陸のとなりには先生。








皐月と詩音さんが言うように
バランスが悪いと言っていい。



しかしどちらも移動する事なく
椅子を隣の席から移動させて子供達の両脇に座ったのだ。









子供達の笑い声と詩音さんのホスト風トーク回し、そしてそのツッコミの皐月。







たぶん、、、楽しい時間。
なんだろうけど、どうも私はしっくり来ない。









その原因を聞き出す事にした。









A
「 オミ先生、、、よく私服で化けると言われませんか？ 」








いや、、、どう見ても
あのボサッとした印象の保育園の先生が普通、、、
いや普通以上、イケメン枠に入るだろうその外見。







広臣
『 は？そんなことはねーと思うけど。』



A
「 いやいや、、変わり過ぎですって。」









…………は！？
コレは……ネタにできるのでは！？




普通のサラリーマンの夜の顔……とか？
いや、、、待て、









そのままの設定でいっちゃうのもあり？
昼は保育園の先生…夜は……









……ありきたりだけど……









アリじゃない？！









よし！！！！！！









A
「 皐月！ごめん！洗濯物干して来るの忘れたからちょっと家に行ってくる！！ 」









そう告げて、私は一旦この場を離れた。









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