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Aside
“ ばか、アホ、間抜け、機械ばか ”
“ うんうん。”
“ なんでサインしたのよ…… ”
“ ……ごめんな。”
“ ……ばか、、”
“ 迷惑かけたのも知ってるから……これでいいんだって思って。”
「 迷惑だと思ったことなかったよ…… 」
“ ん、、、ごめん、、、ありがとう。”
“ バーカ、アーホ。”
“ ごめん、、次からなんでも気づくから。俺のそばにいて。”
この言葉に頷くことしか出来なかった。
今子さんに弱音も吐いたけど
やっぱり私はこの人の隣がいいと思った。
昨日感じた隆二の手の温もりは
私の凍った心を溶かした。
『 ……は?もう泊まったわけ? 』
「 ち、ちがいますっ!!!久しぶりに人と手を繋いだって意味です!! 」
直己さんのセクハラ発言には驚いたけど
こうやって直己さんと女子会トークを
繰り広げるとは思ってなかった。
『 ま、よかったじゃないか。また元通りだ。』
「 ……はい、、」
『 ……その手絶対に離すなよ。何があっても。』
頷くと大きな手が私の頭を撫でた。
俗に言うナデナデだ。
『 ……それセクハラっすよ。』
聞きなれない声の主は
私と直己さんを見てニヤリと口角を上げた。
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kota(プロフ) - 待ってましたよ(*≧∀≦) 短編でその後の二人のラブラブ書いて欲しいです。これからも楽しみにしています。 (2021年1月15日 0時) (レス) id: 8448788f30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飛色 | 作成日時:2020年1月13日 13時