バツ恋２

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Aside








初めて今子さんの旦那さんも見た。
一見……本当に申し訳ないけど
ヤンキー感あふれる感じで今子さんとは……





っと思ったけど2人の作り出す空気感は
お互いを思い合ってる素敵な夫婦。









その優しい空気感に割り入ってくるのは
こちらの夫婦もまた幸せオーラを出す夫婦と言えよう。









別室に移動した私は、岩子さんの勢いと今子の優しさに圧倒された。




岩子さんの事情聴取からの諭しの今子さん。









A
「 また、、、付き合ってほしいと言われました…… 」



岩子
『 よかったねー！！！！ 』









苦笑いを浮かべた私に今子さんの眼差しが来た気がした。









今子
『 ……まだ返事してないんでしょ？ 』



岩子
『 え！？そうなの！？好きなら返事しなきゃ！ 』









返事……、、、
そりゃ〜好きだし、即答でうん！と言いたいのはやまやまだけど……









私は率直に、2人に助けを求めることにした。









A
「 身分が違い過ぎるというか……、、、その、、 」








社長と研修生、元夫婦だけど
世間体というのもがあるじゃないですか……。

今や私と隆二の差は明確なわけで……








岩子
『 ……は？ 』


今子
『 ……岩子、眉間のシワすごいよ？ 』


岩子
『え？え？え？なに？身分の差って？何それ？美味しいの？状態なんだけど？ 』


今子
『 美味しくはないよね。』


岩子
『 ならさー、一流企業の課長がただのバーテンと結婚、アルバイトがLDHの専務と結婚するのはダメなわけ？ 』



A
「 え？、、、 」



岩子
『 私、ここのアルバイトだったんですけどー。 』


今子
『 社長と平は違うでしょ……。岩子はちょっと、パパ達の様子探ってきて。』


岩子
『 はいっ！ 』









今子さんと岩子の上下関係がはっきりとわかった気がする。




今子さんの指示に素直に従った岩子さんは、私と今子さんを置いて部屋から出て行った。









今子
『 ごめんね…。』


A
「 いえ、、、 」



今子
『 私は……身分とか考えたとこないからアドバイスなんてできないかも。』



A
「 ……、、、」



今子
『 身分とか考えてたら、好きな人と一緒になってないもの。』



A
「 あ、、、いや、、、 」



今子
『 ま、考える身分でもないけどね。』



A
「 ……私がとなりにいてもいいんですかね？ 」









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