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貴女side
……なんか、、、
やっぱり……、、
『 ……なんだよ。』
夜感がある……。
スーツ？スーツがダメなの？ネクタイはしてるけど……細身のグレーのスーツ、黒のワイシャツ、黒のグレーのネクタイ……
橘さんのお店にいそうな感じがする……。
(Gray Zoneより)
『 ……ジロジロ見てんじゃねーよ。』
「 ……やっぱり経験者？ 」
『 ……は？ 』
「 ……ホスト 」
『 んなわけあるか。んなことよりもうすぐ着くぞ。』
「 ……はーい。」
私と臣さんが来た場所は、商業ビル。
ここの最上階付近をオフィスとして構えるLDHの岩田専務に呼ばれたのだ。
商業ビルには、ほかの会社も何社入っているが
どの会社も有名な会社ばかり。
ロビーは、カフェテリアもあり
中央には、お洒落な受付カウンター。
綺麗なお姉さんに声をかけると最上階を案内された。
最上階に着き、扉が開くと
ずらりと並んだ社員らしく人達がいた。
“ 専務よりお話は聞いております。こちらへどうぞ。”
案内された部屋の扉が開かれると
お店で見たことのある顔が現れた。
『 ごめんねー、こんな時間に呼んじゃって。』
専務なのにこの腰の低い岩田専務は
私たちを椅子へ座るように促した。
『 ま、うちでも出来るんだけど、お宅に頼んだ方が早いでしょ。あの社長だし？ 』
『 そちらにも本職がいるのでは？ 』
『 いるけど？でもそっちの方が早いでしょ。』
まるでトランプを広げるように並べた書類には広告デザインとキャッチコピーと契約書、その他モロモロ。
私たちが手を出す必要がないくらい完璧なものが広がった。
『 これどう思う？ 』
『 …………なにか問題でも？ 』
『 問題大有り。』
「 ……え、、、っと、、 」
くまなく書類に目を通した私は、一点の疑問が生まれた。
「 ……あ、年齢層……ですか？ 」
『 正解。うちの奴ら、年代もわかってないの。データでしか見てないから。』
『 ……で、それをこっちで整理して広告を打てと？ 』
『 そう。それはそっちの会社の方が得意分野でしょ。』
『 ……ですね。専門ですが……担当の俺らはど素人ですけど。』
『 あー、大丈夫。社長にも今連絡しておいたから。』
岩田専務の笑顔は
爽やかなものだった。
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nonmama(プロフ) - 年末のお忙しいところ更新ありがとうございます。少しずつ距離が近くなる感じ、ドキドキしながら見守っています。来年も素敵な作品楽しませていただけるよう、よろしくお願いします。くれぐれもお身体お大事に、ご自愛ください<(_ _)> (2019年12月23日 1時) (
レス) id: 7c869ac398 (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - ついにですね！なんだか、こっちドキドキ、キュンキュンしますっ！次の更新も楽しみにしてます(^^) (2019年11月22日 12時) (レス) id: d95e73f21b (このIDを非表示/違反報告)
atok(プロフ) - 言ったーあぁ何て返事するんだろう。これから色々ありそうだけど今度こそ二人一緒に乗り越えて欲しいな。 (2019年11月22日 1時) (レス) id: b336124363 (このIDを非表示/違反報告)
kota(プロフ) - やっと隆二の前で泣けたんだ。これから少しずつでいいから歩みよって欲しいなぁ。 (2019年11月19日 0時) (レス) id: 8448788f30 (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - 飛色さん多趣味って素晴らしい！ゾンビ映画もたーくさん見てくださいね♪待ってます(^_^)/~~ (2019年11月5日 23時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛色
| 作成日時：2019年8月16日 16時
