バツ恋

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直己side









「 ……何してる？ 」



『 …………。』



「 ……おい。」




『 …………。』




「 …………。」







俺の寝室には
爆睡して寝てる男。





これが女なら何度いいと思った事か……。








「 おい、、隆二……。」



『 ……zzZZ 』







俺の唯一の癒しの空間のベットには掛け布団を抱きしめて眠る隆二。




おい……俺の部屋で
唯一足場の踏み場があるここに
なぜにお前が寝てやがる。








2人で共同で作ったアプリ等の兼ね合いで渡してあった合鍵。



いつも俺の家に来るのすら嫌がるのに…






それに部屋に充満した酒の匂い。









「 ……ったく。」








寝室の扉を閉め床に散乱したものを退かし
テーブルいタブレットを置いた。






開発ソフトのメッセージや
その他情報のメッセージが通知されたタブレットは

いや顔なしに俺に仕事の情報を送って来た……。









不具合発生……







こうして俺の寝る場所と時間もなくなった。









．









〜翌朝〜









『 あれ？なんで俺、直己さんちに？ 』



「 …………知らん。」






翌朝と言っても昼を過ぎた時間。
やっと起きて来た隆二の目は
腫れ上がっていた。








「 ……おま、、どうしたその顔…… 」



『 …………。』



「 まさか！！喧嘩したんじゃ！？ 」



『 ……そっちの方がまだマシ…… 』



「 ……どうした？ 」



『 ……あー、、うん、、ちょっとね……。』









起きたくせに、また俺の寝室へと消えた隆二は
また俺のベットへと倒れ込んだ。









「 おい、、俺出かけるからなー。」









……









……寝つきよす『 へーい……。』









……起きてはいるようだ……。









．

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