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隆二side
『 さ、、行きましょ!? 』
「 は?待つって。今来るだろうし。」
『 いやいや!仕事サボったらダメでしょ! 』
「 約束まで時間あるし。」
店主のおしゃれ顎髭の白髪混じりのマスターへ手を上げると、運ばれて来た香ばしい匂いがする珈琲が俺らの前に運ばれて来た。
飯を食った後の休憩は
ここの珈琲に限る。
『 待ってても来ないよー。』
「 ……え? 」
珈琲から目を離し声の主に首を動かすと
マスターは優しい笑みを浮かべた。
『 今日はもう来ちゃったよ。』
「 あ、そうなんすか。」
『 さ!!だから行きましょう!! 』
『 この子にも伝えたんだけど、言ってないのかな? 』
『 ……え、、、あ、、いや、、、 』
「 なんだよ…… 」
マスターと俺を何度も見て、
そのまま大きなため息をついた。
『 別に隠す事じゃないだろうに。』
「 マスターなんかあったんすか? 」
『 いや、Aちゃんが仕事の人と来てたって話しただけなんだけどね。』
「 へぇ〜、、、んでお前はなにを隠そうとしてたわけ? 」
『 この2人はそんなんじゃ揺るがない関係なのにね。』
『 ……すいません、、浮気かと思って……。』
『 この2人に限ってないから安心して話せばいいのに。』
『 申し訳ない。』
揺るがない関係……
マスターは考え過ぎだと岩田に告げ
マスターが邪道だと言っていた嫌いな角砂糖をボトボトと岩田の珈琲の中へと入れ、俺らの席から離れていった。
『 あっっっっっっっまっ!! 』
「 ……だろうな。」
罰として飲み干しなさいと告げられた岩田は、アツアツの珈琲をチビチビ飲みながら『 あまーーー…… 』と何度も顔をしかめた。
待ってる間、スマホを取り出すと
タイミングよく電話が来た……。
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tcknt(プロフ) - 更新ありがとうございます♪ヤバいね~隆二君!!テンパってる?!( ̄▽ ̄;)離れてるし臣ちゃんが主人公と同級生と判明したから余計にハラハラだね‥続き待ってまーす♪ (2019年4月16日 17時) (レス) id: e3dd29dde3 (このIDを非表示/違反報告)
tcknt(プロフ) - お帰り~♪って…エ−ッ!?インフル?!Σ( ̄ロ ̄lll)…「陽性」→「妖精」…ウンだいぶ重症だネ…( ̄▽ ̄;)‥飛色さんがインフルよりアレルギーで辛かったのに…私は‥更新されてる−っ♪って…喜んじゃった…飛色さんゴメンね…出来は勿論最高♪でも無理は禁物ですよ~!! (2019年2月10日 1時) (レス) id: e3dd29dde3 (このIDを非表示/違反報告)
飛色(プロフ) - tckntさん» 戻りましたー!更新もしましたー!楽しくなればいいのですが…出来が心配ですじゃ… (2019年2月9日 1時) (レス) id: f5cfda37d1 (このIDを非表示/違反報告)
飛色(プロフ) - みほこさん» 狭き門だから先に諦める…それが私です!でも頑張ってみますー! (2019年2月9日 1時) (レス) id: f5cfda37d1 (このIDを非表示/違反報告)
飛色(プロフ) - さこさん» はい!来週から頑張ります (2019年2月9日 1時) (レス) id: f5cfda37d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飛色 | 作成日時:2019年1月13日 22時