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49話 ページ8

「A様、お待ちしておりました」




大阪の駅に着くと声を掛けられた
健二郎の秘書?お目付け役の人
私の事、覚えてたんだ…


私と広臣を車に乗せ
着いた先が…





山下製縫の本社…
じゃなくて撮影スタジオ…


「坊ちゃんは、こちらで作業中です」


案内された休憩スペース




広臣とコーヒーを飲む









「あ!?何してるんですか!?」

キョトンとする私と広臣

「モデル2人が休憩してる場合じゃないですよ!」

はい?

広臣『いや…モデルじゃなく…』

言い切る前に、スタッフ数名に無理やり連れてこられた衣装の並ぶ部屋…


「早く着替えて下さい!!」

広臣『いや…だから!!違うんですって!!』

「はいはいギャラの方は、山下製法でちゃんと出すので…早く!!」

全く話を聞かないスタッフ

広臣も諦めたのか、パーテーションの奥へ消えた…


「あなたもです!!奥にスタッフがいるので早く!!坊ちゃんが怒る前に!!」

健二郎…怒ってるのね…
渋々奥の部屋に行った…








えっ…!?
コレ着るの?



いや…マジ…?






コレ…







ウエディングドレスだよね…?





私がウエディングドレスを着るってことは…


広臣…タキシードですか…






これは…まずい…



「早く着替えましょう!時間がないんです…」

泣きそうな女性スタッフに急かされ

繊細な刺繍が施された純白のマーメイドラインのウエディングドレスを着る…


背中と肩…丸見えですよ…


「あ…これは、隠さないと…あとは…こことここも…」

そう言って首筋と鎖骨部分にパフをつける…








恥ずかしい…
穴があったら入りたい…






こうして隆二が残した跡が綺麗に消される…









一方東京の会議室では

隆二『はぁ……』

岩田『………遥香先輩このデータの』

隆二『ふう……』

遥香『岩田、これ…』

隆二『はぁ……』

岩田『遥香先輩さすが』

隆二『……』


遥・岩((ため息うるせーな…))





今度は、隆二から漏れるため息が響いていた…

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設定タグ:今市隆二 , 登坂広臣   
作品ジャンル:タレント
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飛色(プロフ) - ちいたまさん» こんな感じでいいんですね…すいません文才なくて…。 (2017年3月3日 23時) (レス) id: e8d784eb4b (このIDを非表示/違反報告)
ちいたま(プロフ) - 飛色さん一家書いてくれてありがとうございます! (2017年3月2日 21時) (レス) id: 5ccda947b7 (このIDを非表示/違反報告)
飛色(プロフ) - ちいたまさん» 隆二君一家ですか?えーっと…とりあえずは、広臣編が終わるまでお待ちいただけると有難いです! (2017年2月27日 20時) (レス) id: e8d784eb4b (このIDを非表示/違反報告)
ちいたま(プロフ) - 飛色さんお疲れ様でした!毎日更新してくれて感謝です!しかも広臣君もやってくれるなんて…神ですか?楽しみにしてます!あと飛色さんが作る隆二君一家が見てみたいです! (2017年2月27日 19時) (レス) id: 5ccda947b7 (このIDを非表示/違反報告)
飛色(プロフ) - ちいたまさん» すいません…。ごめんなさい…。コメントありがとうございます! (2017年2月27日 11時) (レス) id: e8d784eb4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飛色 | 作成日時:2017年2月23日 22時

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