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広臣side
LINE
A:お疲れ様。家に着きました。
LINE
A:仕事頑張ってね。無理しないで。
LINE
A:おはよう。仕事行ってきます。
LINE
A:今日もお店に行くね。
LINE
A:忙しそうだね。頑張ってね。
LINE
A:お疲れ様。家についたよー
LINE
A:ゆっくり休んでね。
LINE
A:おはよー。今日もお店に行くね。
LINE
A:怒ってる?
LINE
A:お店で話したい。ダメかな?
LINE
A:LINE見て??
LINE
A:私、なにかしたかな?なにかしたなら謝りたいです。
俺のロック画面に並んだAからのLINE通知。
「 はぁ…… 」
謝りたいって…。
なにに謝るんだよ…。
連絡もできない。
言えない。会えない。
この試練を与えられた勇者の俺。
なのに、ラスボスの手先のように店に来るA。
目は、Aに勝手に行くし。
それでも無視しなきゃいけないなんて辛すぎる……。
俺の袖を掴んでも来て、抱きしめたい衝動にかられても、「 忙しいから 」それしか言えない。
そんな俺に泣きそう顔するA。
悲しませないって言ったのに。
ラスボス…絶対に許さないからな。
目を合わせると、我慢できねーから目を合わせないようにするのに必死で。
『 悩んでますなー。』
「 ……うるせーよ。」
『 なんだ、悩んでるのか? 』
「 なんで直己さんまでいるんすか…。」
カウンター席に座った酒屋の直己さん。
売上の為に来てくれるようになった……。
仕入れの酒を安くしてくれた方がいいんだけど…。
直己
『 お客にそんな口でいいのか? 』
広臣
「 すいませんね。」
隆二
『 直己さんも一緒にこの後飲みます? 』
直己
『 いいねー 』
隆二
『 なら決まりっすね。』
どうせ隆二のことだ……
事情聴取だろ。
でも言えねんだよ。
どこにラスボスの手先がいるかわかんねーし。
……もしや直己さんが?
直己
『 安くしないからな。』
直己さんを見ると切れ長の細い目の奥がギラリと光った…。
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飛色(プロフ) - みおさん» コメントありがとうございます!哲也さん……ちょっと考えますね……。あの役しかないんじゃ……???出てこなかったらすいません!! (2018年1月4日 1時) (レス) id: e8d784eb4b (このIDを非表示/違反報告)
飛色(プロフ) - aggyさん» お初にお目にかかります!お話の展開大丈夫ですか??いつもぶっ飛ぶので、飛びそうになりましたらご一報下さい!ww (2018年1月4日 1時) (レス) id: e8d784eb4b (このIDを非表示/違反報告)
飛色(プロフ) - ゆみこさん» コメントありがとうございます!公開の準備が出来次第パスワード外しますので、もう少しお待ちくだいませ!コメ返が遅くなり申し訳ないです!泣 (2018年1月4日 1時) (レス) id: e8d784eb4b (このIDを非表示/違反報告)
飛色(プロフ) - 舞花さん» こちらこそお願いしますね!お兄がどうやら強敵のようですよ?公開までもう少々お待ちくだされー! (2018年1月4日 1時) (レス) id: e8d784eb4b (このIDを非表示/違反報告)
飛色(プロフ) - 1980noさん» 啓司さん天然だからねwwお兄さんがいるというのは、第1章で書いてたので、誰にしようか迷った挙句、、、ケンチマン!支配人してたし?イメージしやすかったです!wwピンク…もう少々お待ちをww (2018年1月4日 1時) (レス) id: e8d784eb4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飛色 | 作成日時:2017年12月11日 17時