Gray Zone３

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広臣side





『 そんなことがあったの？ってか、お父さん元ホストなの！？ 』


「 らしいよ。」


『 全然知らなかった…… 』


「 隆二の彼女に感謝しないとな。」


『 そうだね。でも大丈夫？仕事…… 』


「 お前のためだし。」


『 ……ありがと。』


「 だから充電させろ。」







飯でも食いに行こうと思ったけど、やっぱAを頂きたい。


最近キスしかしてねーし。
仕事が忙しくなれば、こんなことだってなかなか出来ないしな。








俺の家に来て、玄関から抱きかかえて、そのままベットへ運んだ。







『 お風呂…… 』


「 終わったら入る。」


『 ダメだって …… 』


「 俺もダメ。」








啄むようなキスを繰り返せば、Aもその気になって。





キスを下に下げて行けば、順応に反応するA









『 ……っ、あ、やだ… 』




この声も…





乱れて熱くなるAの身体…






早く俺だけのものにしたい……





今までの俺は、結婚願望なんてないのに…




Aだけが特別で……。





俺以外の男と結婚するかもって思っただけで、
眠れなくなるかも……。








『 んっ、あ、あ、ひろっおみ………っ 』








お前の為に、頑張って認めてもらうんだからな。


よそ見したら、許さねーから。









．







『 岩田くんの彼女に惚れない？ 』



門限があるAを家に送り届ける時に言われた言葉。




「 惚れねーよ。」


『 お客さんにも惚れない？ 』


「 お前にしか惚れない。」




俺の腕をギュっと握りしめたA







女ってどこでキュンキュンするかわかんねーけど、キュンキュンする姿は、悪くない。






Aの家の近所に車を止めて、歩いて向かってることに後悔しかない。




めっちゃキスしてー…………。





路チューして、近所のおばちゃんとかに見られて親父さんの耳に入ったら大変だしな……。









玄関には、案の定仁王立ちの親父さん。







……絶対に認めさせる。








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