Gray Zone３

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隆二side








『 お母さん！！なんでお見合いの時、隆二さんに気づかないの！？ 』


『 あら、お見合いにりゅうくんいたの？ 』


『 目の前にいたわよ！！ 』


『 お母さん、最近老眼がひどくてね……それかしら？ 』


『 それかしらって……。』







さすが女将さん。ww

Aの誤解も解けて、今、Aの実家で同棲のご挨拶中。

昨日は、よかったなーー♡
あんなことや、こんなこと♡


これからは、毎日出来るーって考えただけで、ニヤける♡





親方
『 隆二は、女のことを考えるとアヒルになる 』


女将さん
『 この口が可愛いじゃない♡お母さんは好きよ♡ 』


隆二
「 はははっ、あざーす！ 」


親方
『 孫は、最初は女の子がいいな、な！母さん！ 』


女将さん
『 あら、りゅうくん似の男の子がいいじゃない！ 』






子供かぁ〜〜♡♡

どっちでもいいかな♡
Aに似た女の子でもいいし♡
俺に似た男の子でもいいし♡






親方
『 ………またアヒルだ 』


A
『 ちょ、ちょっと！ 』


女将
『 あらまぁ〜愛されちゃってるのねー♡ 』









愛しちゃってるから仕方ない。




って言えば、頬を真っ赤に染めたA。






BARを辞めたら、戻って来いって言ってくれた親方。
辞めることあんのかな？
Aが辞めてって言うまで続けるかな。

子供が産まれたら、夜の仕事の方が都合良さそうだし。
学校行事とか、色々あんじゃん？


あーー、でも夜の営みが出来ないのも困るなー。








親方
『 ……A、こいつでいいのか？ 』


A
『 ……なんで？ 』


親方
『 親バカになるぞ、もう隆二の頭の中で子供が出来てる 』


女将さん
『 幸せじゃなーい♡ 』


A
『 は、はははっ、、 』









そんな一家団欒の時にオミからの電話……



買い出しかよ…。






《 俺、今日休む。》


『 は？なんで？ 』


《 Aの親父さんとサシ飲みすることになった。》


『 マジで！？』


《 だから店頼むわ。》


『 ほーい。』




ってことは、臣子…来れないってことか。


AにAちゃんが来れないと伝えれば、岩子にLINEするって。



１人でもいいのに。
日曜日だし、客来ねーのにな。

休憩室使えると思ったのに。




来るなよーって念じたら……








『 来れるって。よかったね。』






よくねーよ！！









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