Gray Zone３

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岩田side







作戦会議は、した方がいいと思う。
絶対に！！！！！！






なのに、この口髭アヒル男子は、超余裕。

いつものゴツめの指輪じゃないシンプルな指輪を付けたアヒル前髪口髭オガ男の隆二さん。


今子の指にも同じ指輪があってさ、、、
ってつける指違うよ？ww





これが余裕の源なんだろうな〜。




同棲までしちゃって、あとは籍を入れるだけ？









う、






う、、





う、、、、







う、、、、、







羨ましい………。








結婚願望なんてないのに、このザマ。
遊びまくった挙句に、Aさんにどハマり。





オミさんも、臣子を送って行ったけど

結婚を認めてもらうために頑張るとか、最初は、、健気って思ったけど、俺も同じだったら頑張るかも……。






『 岩田くん、帰らないの？ 』





一緒に住めたら、もう少し楽なのか…
……やりたい放題だし？





でもなー、まだ平社員だしなー。
出世する予定だけど。
まだ養っていける自信ないしなー。







『 明日も仕事なのに大丈夫？ 』





でも、一緒に住みてぇーなー……。







今子
『 出来た。これオーナーさんに渡して下さい。』


岩子
『 了解です！ 』






あーーー、今子並みのクラスになれれば、今すぐでも一緒に住めんのになー。





今子
『 岩田？くんも連れて帰る？ 』


岩子
『 いいんですか？ 』


今子
『 私、ワンメーターも行かないと思うし…タクシーの運転手に失礼だから。』


隆二
『 変な事すんなよ？ って、コイツ聞いてんのか？』


剛典
「 聞いてますー 」









そんなこんなで今子とタクシーに………







近っ！！！ww





ワンメーターも動かずに初乗り料金で着いた隆二さんと今子の愛の巣。





「 さすが課長っすね… 」


『 なにが？ 』


「 こんな立派なマンションでお住まいとは… 」


『 ま、頑張りなさい、少年よ。 』





タクシーから降りた課長…
出来る女の風貌を纏ってエントランスを歩いて行った…。







隆二さん…ただのヒモじゃん。

こんな立派なマンションに転がり込んだんだろうなー。









いいなー隆二さんは…
帰ったらいるんだもんなー。



この寂しさをわかってくれるのは、オミさんしかいないな……。




「 もしもーし 」


《 忙しい 》



………………。


もしもーし、しか言ってないのに切られた電話。
オミさんのバァーーーカ！！


臣子送った後だから、いいと思ったのに！！



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