Gray Zone３

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広臣side









いーーーわーーーたーーー！！


新装開店の日に首裏にこれでもかってくらいに昨日の跡が跡が残った岩子。


これじゃ、髪アップに出来ねーじゃねーか！！
衛星面にもアップにしなきゃなんねーのに！！
隆二の女みたいな夜会巻きにしてやろうと考えてたのによ。
これじゃガールズバーじゃねーか！




一方の隆二、、、、


いつものオールバックとは印象が全然違う。
前髪を下ろし、横にさりげなく流した前髪。




………。





……オーガニック男子？





隆二
『 オガ男？オガ男？ww 』


岩子
『 イメージ全然違いますね。』


隆二
『 惚れないでね〜 』


岩子
『 ないですね。』





……キッパリww







この３人でビラ配り……。









．









．









隆二の周りに集まる女達。
前髪パワーと言うべきだろうか。
そんで岩子の周りに集まる男ども。


俺は、後ろで風適法の範囲なのかと内心ビクビクしながらそれを見守るわけで……


100枚のビラがものの５分で無くなった。









店内に戻って、少し早い夕食を食べながら、開店時間を待つ。







隆二
『 あの２人専用って酒届け難いって。』


岩子
『 ？？？ 』


隆二
『 ……誰用？ 』


岩子
『…………？ 』


広臣
「 お前ら用。」


隆二
『 アザーッス！！ 』


岩子
『 へ！？ 』









もう俺らに打ち解けてる岩子、、
こいつが今日のキーマン……ってところだな。





あと……アイツ？





貸しがあるからには、手伝ってもらうかな。









隆二
『 ……めっちゃ悪い顔してる。』


岩子
『 ……怖いですね。』


隆二
『 あ、岩子さ、料理できる？ 』


岩子
『 簡単なものなら… 』


隆二
『 たとえば？ 』


岩子
『 目玉焼き？ 』


隆二
『 ……おみー、俺料理作るわ 』


広臣
「 おう。」


岩子
『 ２人とも酷くないですか！？ 』


隆二
『 俺の奥さんはね〜、めっちゃうまい飯作ってくれるよー。』


広臣
「 あ！今日来んの？ 」


隆二
『 来るって。帳簿付けに。』


岩子
『 岩田くんも来るって言ってました。』






だろうな。
俺が彼氏なら毎日でも通う。
イケメンに囲まれて仕事すんだから。









隆二
『 臣子は？ 』


広臣
「 来る。」


隆二
『 岩子ー、２人で頑張ろうなー。』


岩子
『 はい！ 』









……頼みます。








．

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