37 ページ38
貴女side
Aさん……
やっぱりバスローブは、ないんじゃない？？
ベットに座り、両手で上半身を支える隆二さんが私を見て天を仰いだ…。
どうせ似合いませんよー。
ローテーブルには、隆二さんの飲んだと思われるビールグラスが１つ…
こんな緊張感は、いつぶりだろう…
ついお酒に手が伸びてしまう…
酔い潰れて、なかったことにするって手もあり？？
もう一口貰おうと思った私の手を、背後から伸びて止めた手…
『 飲んで、帰ろうとしてるでしょ？ 』って。
持っていたグラスを奪われ、入っていたビールは隆二さんによって飲み干され、両頬をビールで膨らませ、目が合うと唇が触れ、流し込まれた…
『 これだけじゃ、酔わないでしょ。』
さすがにビール１杯じゃ、酔わない…
今の状態は、浴びるだけ飲んでも酔えない気がする……。
グラスを無造作にソファに投げつけ、慣れてる手つきで私のお腹の前で組まれた。
左の首筋から耳へと音を立てて、キスをする隆二さん。
『 …緊張しすぎ 』
こめかみにキスをしてふわっと笑みを浮かべた隆二さん。
「 緊張しますよ… 」
『 俺まで緊張しちゃうじゃん。』
「 だって……、 」
『 だって……なに？ 』
話しながらも、ちゅっと音とともにキスをする隆二さん……
「 話にくっ、、、 」
『 もう話さなくてもいいよ… 』
そう言って、唇が触れた………
お姫様抱っこって、なんか恥ずかしいなと思っても、隆二さんのキスにどんどんハマっていく…
やっぱりこの人…キスが上手…。
ゆっくりと唇を撫でるように、それでいてこっちの意思を知ってるようにたまに角度を変え……無理やり唇をこじ開けることなんてしなくて…
ベットに優しく置かれて、目をゆっくり開けば子供のような笑顔を向け、
『 気持ちいいでしょ？ 』って。
女の子慣れしてるんだな…って思うよ…。
またゆっくりと隆二さんの顔が近づいて来て、唇が触れるか触れないの位置で…
初めての思考が生まれた……
【 私のなのに…… 】
両手で隆二さんの頬に触れ、私から初めてキスをした…………
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1058人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
1980no(プロフ) - やっとgrayzone��読み終わりました！今子やっぱり隆二さんが初めての相手←(//∇//)元カレのケンチさんって……キスのみって事？？信じられない！このお話からコメント始めた私(笑)新しいの更新されたみたいなのでお邪魔しに行って来ます�，悗離譽垢△蠅�とーございます (2018年1月8日 17時) (
レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
飛色(プロフ) - 1980noさん» 第３章でもコメントありがとうございます！！ (2017年11月16日 0時) (レス) id: e8d784eb4b (このIDを非表示/違反報告)
飛色(プロフ) - Koiruneiroさん» 私の頭の中は、三代目、ゾンビ、たまに仕事で出来ております！ここまま突っ走ってもいいんですか！？ww暴走仕掛けたら止めて下さいね！ww (2017年11月16日 0時) (レス) id: e8d784eb4b (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - 飛色さん» お帰りなさい(*´ー｀)ﾉ早速Grayzone3見てきましたよ(*^-^*) (2017年11月16日 0時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
Koiruneiro(プロフ) - 飛色さんの、頭の中見てみたいわー。ゾンピぷらすエ○。考えられない(*_*)そして、続々と飛色さんの物語に引き込まれる有り様な自分。いいd=(^o^)=bこのまま突っ走って下さい！！！ (2017年11月16日 0時) (レス) id: a2840c445d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：飛色
| 作成日時：2017年11月5日 3時
