35話 ページ37
Aside
太宰「Aっ!」
辺り一帯に、太宰の叫び声が木霊した。
多分、そこまで大きな声でも無かったんだろうけど、僕にはとても大きく、響いて聞こえた。
太宰「君は大罪人でも、偽善者でもない!……私達の仲間だ!。戻て来てくれ。」
その言葉が素直にとても嬉しくて、涙が零れた。
『おさ……む……っ!』
馬乗りしていた父様の身体から飛び降りるとそのまま勢いで飛び付いてしまった。
太宰「……入出さん。今回の所は見逃して頂けませんか?」
「……仕方が無い。」
父様はそう言うと何処かへ消えてしまった。
太宰「_さてと、A。私に抱き着いたってことは異能……。」
……あ。
今気づいた。異能が解けている……。
そのまま足を中心に激しい脱力感に襲われた。
『……てへへ((』
太宰「全く、君は世話が焼けるねぇ。」
捕まってと肩を出してくれたので遠慮なく僕は捕まろうとした。
太宰「……ねぇ、A。……そんなに腕力弱かったっけ?」
『……。』
確かにそうなんだ。
僕は足が不自由だが、普通に腕力に問題は無かった。というか多分治より力が強かった気がする。
だとしたら理由は_
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あずき(プロフ) - 夜さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けるととても嬉しいです。……更新頑張りますねw (2017年5月2日 18時) (レス) id: e1f21a4d38 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白かったですよ!更新応援しています、長文失礼しました。 (2017年5月2日 15時) (レス) id: 0efd162ef6 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 今更なんだけど、みんなそんな強く言わなくてもいいんじゃ…気づいてなかっただけなんだから、「オリフラたってるから外しといてください」とかっていえばいいのではないのでしょうか。そんな強く言うことはないでしょう。そして、作者さんを挑発するのはやめた方がいい (2017年5月2日 15時) (レス) id: 0efd162ef6 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - すみません気づきませんでした。ご指摘ありがとうございます。 (2017年3月12日 16時) (レス) id: e1f21a4d38 (このIDを非表示/違反報告)
のん民(プロフ) - 他の奴らも言ってっけど、オリフラは外さな。あ、別に消去されてもいいって言うんならそのまんまでもええけどw (2017年3月12日 15時) (レス) id: 162b78bfbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あずき | 作成日時:2017年2月17日 0時