Greed 02 ページ2
.
『 おはよ〜 』
「 お、Aおはよ! 」
『 今日も学校面倒くさいよ〜… 』
「 大丈夫、それは誰もが思ってるから 」
教室について早々、そんなことを
話す相手は、私の親友とも呼べる渚。
あ”〜…と項垂れていると、他の女子から
とんでもない言葉を聞いてしまった。
「ねぇ聞いた?二口くん、彼女
出来たらしいよ」
その言葉を聞いた瞬間、更に体が
重くなってだるくなった。
息が出来なくて苦しい。
渚「A落ち着いて、深呼吸」
渚に言われたとおり、3回深呼吸をした。
信じられない…
信じたくない。
「え、まじ?!どんな人?」
「確か隣のクラスって聞いたよ
可愛いのかな…、見たことないんだよね」
「でもあの二口くんを落とすなら
可愛いでしょ…あーあ、狙ってたのになぁ!」
渚「A、大丈夫…じゃないよね。
ずっと好きだったもんね」
渚の言葉に、頷くことしか出来ない。
入学して早々に一目惚れして、それから
クラスが同じになることは無かったから
あまり喋れてないけど、約2年ずっと
想いを寄せている。
私の中で【 まだチャンスはある 】
なんて悪い顔が覗きだした。
.
167人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ありす(プロフ) - もう最高です…ニロ推しからしたら…もう…あぁ…!!! (2018年8月10日 7時) (レス) id: d47b400241 (このIDを非表示/違反報告)
ほの - 面白いです!! もしや彼女さんは性格悪い系ガールですか、、!! (2018年7月16日 23時) (レス) id: aac3e2e459 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:のん | 作成日時:2018年7月10日 9時